大航海物語
沈没船ウィッテ・リュー号の積荷
1613
Witte Leeuw、VOC Ship

参考資料
St.Helena
オランダ東インド会社船 ウィッテ・リュー号

VOC Ship Witte Leeuw 1613
セントヘレナ島ジェームスタウン湾、1613

Period engraving of St. Helena
セントヘレナ島 1978/8/14 発行 (200%)

引き揚げられた青銅の大砲

Bronze Cannon, Breech
セントヘレナ島の場所地図

セントヘレナ 1992 発行 (200%)

ウィッテ・リュー号
 Witte Leeuw

  オランダ東インド会社船 Dutch East Indiaman (VOC Ship)
  沈没、1613/6/13
  発見、1977年
東インドからオランダ東インド会社のオランダ商人(a jacht of the Dutch Verenigde Oostindische Compagnie)が東洋の香料と明の陶磁器(Ming porcelain)やダイヤモンド1.311個を積んで、オランダ(Amsterdam)へ向かって航海していたオランダ東インド会社の輸送船団3隻の1隻ウィッテ・リュー号(540ton)シモンズ・デ・ブロエム船長 (Capt. Roelof Simonsz de Bloem)がセントヘレナ島の沖合で、ポルトガルのカラック船隊2隻と遭遇、激しい戦いの末にウィッテ・リュー号の弾薬が爆発、1613/6/13に沈没しました。 セントヘレナ島
乗組員の一部は仲間の船団のヴリッシンゲン号(Vlissingen)とバンタム号(Bantam)に救助されました。なお、バンタム号も撃沈されたという説も有。

1977年にベルギーの水中考古学者でダイヴァーのロベルト・ステヌート(Robert Stenuit 1933 Brussels 生)がセントヘレナ島ジェームスタウン湾(Bay of Jamestown)の海底38mに沈んでいるウィッテ・リュー号を発見しました。そして、25ポンド砲7門と何トンもの胡椒、保存状態の良い美しい陶磁器などを見つけ、引き上げましたが、ダイアモンドはありませんでした。

引き揚げられた明の陶磁器で、陶磁器ロード(Porcelain (Ceramic) Road)の存在が証明されました。
引き揚げられた明の陶磁器
・陶磁ジャーと蓋(Jar & Cover)
・陶磁ワイン差しと蓋(Winepot & Cover)
・陶磁器の皿(Kraak Dish)
引き揚げられた明の陶磁器
・陶磁水差し(Kendi)
・陶磁ワイン差しと蓋(Winepot & Cover)
・陶磁器の皿(Kraak Dish)
引き揚げられた明の陶磁器
・陶磁水差し(Pewtar Mug)
・陶磁フラスコ(Crlamic Flask)
・陶磁フラスコ(Crlamic Flask)

参考HP:〜
セントヘレナ島の地図

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。       2012/4/3
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