絶滅危惧種(ロシア)毛皮採取の動物

ユキヒョウ
Snow Leopard

CCCP






ッグホ|ン
高山で”ビッグホーン”などを狙う ”ユキヒョウ”

絶滅危惧の野生種(Endangered Wild Life)
ソヴィエト共和国連邦 1985/8/15 発行
ユキヒ
ョウ







・ユキヒョウ
  Snow Leopard

   和名:雪豹
   英名:Snow Leopard
   学名::パンセラウニシア(Panthera uncia)
ユキヒョウは動物界、脊索動物門、哺乳綱、食肉目、ネコ科、ヒョウ属に分類される食肉類。アフガニスタン東部、インド北部、ウズベキスタン東部、カザフスタン東部、キルギス、タジキスタン、中国西部、ネパール、パキスタン北部、ブータン、モンゴル、ロシア南部(アルタイ山脈、天山山脈、ヒマラヤ山脈、ヒンドゥークシ山脈、パミール高原)などの、中央アジアの険しい山岳地帯に居て、バイカル湖西岸から西南へ、サヤン、ハンガイ、ア セダー・ヴァレー保護区の地図       ユキヒョウ
Map of Cedar Valley Reservation


Far Eastern Cedar Valley Reservation
ソ連 1967/10/14 発行
ルタイ、テンシャン、そして東のパミール、ヒンズークシ、カラコラム、クンルン、ヒマラヤの山々。生息域の分布は、北方では標高600〜4000m、南方では1800〜5800m。いずれの地域でも冬は草食獣を求めて低い方へ移動。北部では年中600mくらいの低地にいる地域も有。また中央アジアでは砂漠の山麓やオアシスにも出没して家畜を狙います。

ユキヒョウはもっと広範囲に分布すると考えられて、良く誤認されるのが
・アムールヒョウ
  アムールやサハリンに居るとされる説。
・キタペルシャヒョウ
  イランやコーカサスに居るとされる説、大型で毛深い種。
などです。

体長100〜150cm。尾長80〜100cm。肩高60cm。体重オス45〜55kg、メス35〜40kg。尾は太くて長く、斜面や雪上でバランスをとるのに適している尾も含めた全身は長い体毛で被われ、冬季には特に伸長(腹部は夏季5cm、冬季12cm)して温度の低い高山帯に適応。体色は背面が淡灰色や淡黄色、腹面は白い。体側面には大型で不明瞭な黒や暗褐色の斑紋で縁取られた褐色の斑紋がまばらに入り、黒い筋模様が入る。耳は小型。眼は上部にあって岩陰に隠れながら獲物を探すのに適応。虹彩は灰黄色で、瞳孔は丸。鼻孔は幅広、これで冷たい空気を吸い込んでも温めて湿度を与えることが可能。指の裏は体毛で被われ、防寒や接地面積が大きく雪面での滑り防止。標高600〜6,000mにあるステップやハイマツからなる針葉樹林、岩場などに生息。獲物や積雪にあわせて夏季は標高の高い場所へ、冬季は標高の低い場所へ移動。夜行性で、昼間は岩の隙間やヒゲワシの古巣などで休む。食性は動物食で、主に中型の哺乳類を捕食し、小型哺乳類、鳥類なども捕食。また家畜も捕食。主に夜間に狩りを実行。繁殖期は1〜5月で、妊娠期間は90〜105日。岩の隙間や洞窟、樹洞に体毛を敷いた場所に、1回に2〜頭を出産。授乳期間は2ヵ月。生後2〜3年で性成熟。寿命は10年以上、21年に達する説も有。

強力なハンターのユキヒョウは自分の体重の3倍もある被食動物を捕らえることができ、その生息範囲によって大きく異なります。ユキヒョウが生きていく上で最も重要な2種の大型種は、ヒマラヤとチベットに生息するアオヒツジすなわちバーラル(Pseudois nayaur)と、中央アジアの主な山岳地帯に生息する野生ヤギの一種アジア産アイベックス(Capra iibex)です。

ユキヒョウは一匹の羊や山羊を、通常3〜4日かけてゆっくり食べます。捕らえた獲物を食べている間は、ハゲワシやワタリガラスによる横取りを警戒して、常に獲物の側を離れません。残骸が片付くまで、数時間毎に食べます。ユキヒョウは平均して月に2回のペースで、大型動物を捕らえます。また、特に夏季に小動物を食べます。小型の被食動物には、マーモット、ナキウサギ、野ウサギやその他の小型げっ歯動物のほか、チベットセッケイ、イワシャコなどの猟鳥が含まれます。 特に繁殖期にはユキヒョウがかなりの量の植物類を消費していることが記録され、それはこの時期に必要とされる特定の栄養素を摂取するためと考えられています。ユキヒョウはチャンスがあれば、家畜(羊、ヤギ、馬、若いヤクなど)を捕らえることもあります。家畜を狙うのは、家畜がユキヒョウの生息範囲に侵入してきたり、家畜との競争、狩り、密漁、駆除などで、自然の中で被食動物を捕らえることができなくなった時などに、よく起こります。特定の地域では、ユキヒョウが家畜の囲いの中に侵入し、一度に多くの羊や山羊を殺した例も報告されています。家畜を対象とした捕食は、自然の中で被食動物が見つかりにくく、さらに深い雪で狩りが困難になる冬に増加します。

毛皮が利用されたり、骨が薬用になると信じられていたり、家畜を襲う害獣とみなされたりしています。それで、毛皮用や薬用の乱獲、害獣としての駆除などにより生息数は激減。

参考:〜
ユキヒョウが狙うビッグ・ホーンとその仲間:〜オオツノ羊(ヒツジ)とオオツノ山羊(ヤギ)など
ビッグホーン
  (Bighorn Sheep)

  学名:Ovis canadensis、
  別名:オオツノヒツジ
ビッグホーンは動物界脊索動物門哺乳綱ウシ目(偶蹄目)ウシ科ヒツジ属に分類される偶蹄類で、ユキヒョウ(雪豹)が獲物で狙い、山岳地帯(高山の岩山)に生息する大型の野生ヒツジ。群れを作り、 季節ごとに広い範囲を移動しながら生活しています。 オスにはカーブした大きな角があり、1mにもなります。繁殖期には、角をぶつけ合うことで力比べをします。
ビッグホーン
ベザール・アイベックス (Bezoar Ibex)
 学名:Capra aegagrus
 別名:ベザールヤギ(Bezoar Goat)、オオツノヤギ
バザール・アイベックスは傷つけられやすい野生のヤギで、アフガニスタン(Afghanistan)、アゼルバイジャン(Azerbaijan)、イラン(Iran)、ロシア(Russia)、トルコ(Turkey)などに生息していて、レバノン(Lebanon)では絶滅しました。特に、中央アジア東部の高山で見られます。また、古代の地中海地方では飼いならして、初期の家畜としてヤギの元祖になったという説もあって、その子孫がエーゲ海諸島やクレタ島で見られます。
ベザール・アイベックス

アフガニスタン 1964 発行
マーコール
  Markhor

   学名:Capra falconeri
   別名:オオツノヒツジ
マーコールは動物界脊索動物門哺乳綱ウシ目(偶蹄目)ウシ科ヤギ属に分類される偶蹄類。分布〜アフガニスタン、イラン東部、インド北西部、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、パキスタン。形態〜体長130〜180cm。尾長8〜14cm。肩高65〜105cm。体重オス80〜110kg、メス32〜50kg。前肢の手首から先の前面、後肢の踵から先の前面は暗色の体毛で被われ、アルファベ
ヒンズークシ・マーコール

アフガニスタン 1964 発行 
ットの「V」字状の角が有。角長オス75〜160cm、メス25cm。角の表面には稜がある。夏季は短い体毛で被われ、毛は赤褐色。冬季は長い体毛で被われ、毛は灰褐色。
マーコールの種類:〜
・ヒンズークシ・マーコール (C. f. cashmirensis)
  角は螺旋状で2回ねじれ、角の先端の間の長さ(例:53cm)と角の直線距離よりも短い
・カシミール・マーコール (C. f. falconer)
  角は螺旋状で1回半ねじれ、角の先端の間の長さ(例:110cm)は角の直線距離よりも長い。
・スライマン・マーコール (C. f. jerdoni)
  角は直線的で角の周囲を凌駕3周する
・カイバー・マーコール (C. f. megaceros)
  角はほぼ直線的で角の周囲を凌駕2周する

ユキヒョウの捕食:〜
ユキヒョウは野生のヤギ・ヒツジ類、それにジャコウジカ、イノシシ、ガゼル、野生ロバなど比較的大きな動物を獲物としており、しかも成獣を捕食。ネパールではユキヒョウの獲物の50〜70%がアオヒツジ(マーコールの一種)で、また家畜が9〜13%を占め、アオヒツジのいないパキスタン北部では40%がマーコール(野生ヤギ類)で、45%が家畜。モンゴルでは60%以上がアイベックス(野生ヤギ類)、タルバガン(Marmot)も20%近くあり、家畜は少い(5%以下)。また中国西部でアオヒツジ、アイベックス、タルバガンを多く捕食、少しの家畜を捕食。

参考HP:〜
ユキヒョウの生息分布地図
バイカル湖の場所地図

上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。     11/6/12
スタンプ・メイツ
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