★スペイン 聖モグロヴェジョ神父
1579
ペルー、リマの大司教
大航海物語★

ESPANA

スペイン 1963/10/12 発行
ESPANA
新大陸からスペインへお宝を運んだ
スパニッシュ・ガレオン船
Spanish Galeon


スペインから新大陸へは人と物資を輸送

南アメリカの地図
スペイン 1964/7/16 発行 エクアドル 1961/2/27 発行

モグロヴェジョ神父はペルー・リマの大司教にして、裁判長で、50万人以上の原住民をキリスト教に改宗させた宣教師でもありした。

聖トリビオ・アルフォンゾ・ド・モグロヴェジョ
 Saint Toribio Alfonso de Mogrovejo (1538/11/16〜1606/3/23)
モグロヴェジョ神父はスペイン・ヴァリャドリード県マヨルガ(Mayorga de Campos)の高貴な家に生れ、サラマンカ大学の法律の教授になりました。1578年彼は聖職者になり、2年後に司祭になりました。彼の学習の深さと徳の高さが評判となり、国王フェリペ2世がグラナダの宗教裁判所の裁判長(異端審問官の長)に指名しました。

1579年5月、27才で大西洋を越えて新大陸に渡り、ペルー・リマの大司教になりました。1581年5月24日当時スペイン領の首都だった、リマから96.54km(600マイル)離れたパイタ(Paita)に、リマから歩いて、原住民の洗礼をし、主の教えを説き、ミサを執り行いながら到着しました。

彼は450,000kuにもおよぶ司教監督管区を3度にわたる大旅行を、何の武装もせず、時には一人で、常に歩いて成し遂げたと伝えられています。それは暴風雨、急流、砂漠、野獣、熱帯の熱、熱病、および野蛮な種族にさらされながらの旅で、500,000人以上の魂を癒し、洗礼する旅でもありました。彼は、無数の道路、学校、礼拝堂、多くの病院、尼僧団を構築しました。そして1591年には西半球で最初の神学校をリマに設立しました。彼はスペイン人に酷使されている原住民の権利擁護者でもありました。1606年リマ近郷のサナ(Sana)で瀕死の身でありながらも、主の御教えを説きながら、68才で亡くなりました。

没後まもなく、ヴァチカンから聖人位(Saint)の称号を授けられました。

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。        09/3/31追記

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