切手で綴る 世界遺産
大航海物語 Brazil

国連 1983 発行
(ブラジルとアルゼンチン国境の滝)
イグアスの滝
Iguazu Falls

Argentina

国連 1987 発行
参考資料 地図
BRASIL
ブラジル側の景観
イグアスの滝
(Iguacu Falls)


ブラジル 1937/9/30 発行

ブラジル 1978/9/21 発行
日本郵便 NIPPON
世界遺産イグアスの滝

日本人ブラジル移住100年(日本ブラジル交流年)記念切手
日本 2008/6/18 発行

ARGENTINA
アルゼンチン側の景観

イグアスの滝

国立公園シリーズ(Prque Nacional Iguazu)
アルゼンチン 2019/9/6 発行

イグアスの滝 (Cataratas del Iguazu)


サンマルテ
ィン島

アルゼンチン 2014/4/14 発行


ブラジル側 アルゼンチン側

世界遺産 ”イグアスフォール” 4種組合せ小型シート(タテハチョウ
アルゼンチン 2014/4/14 発行

イグアスの滝
  Iguazu Falls

  別名:イグアスフォール
  (ブラジルとアルゼンチン国境にある世界遺産のイグアス国立公園内に有)
世界遺産:ユネスコの世界遺産、自然遺産(A:1984、B:1986)
 (UNESCO World Heritage Site, Type:Natural)
正式名称:日:イグアス国立公園のイグアスの滝
       英:Iguazu National Park (イグアス国立公園)
       仏:Parc national d'Iguazu (イグアス国立公園)
所在地:アルゼンチン (80%) ミシオネス州北部イグアス県(Misiones Province, Argentina)
      イグアス国立公園(Iguazu National Park、1934設定、1984登録)
      ブラジル (20%) パラナ州(State of Parana, Brazil)
      イグアス国立公園(Iguacu National Park、1939設定、1986登録)
・滝幅:4,000m
・高さ:   82m
・標高:  195m
・最大落差:82m(悪魔の喉笛、ス:Garganta del Diablo、英;Devil's Throat)
・滝数:275
・世界落差ランク:第5位
・水系:イグアス川
・世界三大瀑布(イグアスの滝ヴィクトリアの滝ナイアガラの滝)の一つ。

イグアスの滝はパラナ河(3,998km)上流(支流)のイグアス河(1,320km)がパラナ河と合流する手前25kmの所にあって、1551年にスペイン人探検家のアルバル・ヌニェス・カベサ・ド・バカがヨーロッパ人として初めて発見しました。南米大陸のアルゼンチン (80%)とブラジル(20%)の二国にまたがる世界最大の滝で、イグアス (Iguazu) とは先住民のグアラニ族(Guarani people)の言葉で「大いなる水」 (Y Guazu)という意味です。

イグアスの滝は、
・ブラジルのイグアス国立公園(1984登録)と
・アルゼンチンのイグアス国立公園(1986登録)と、共にユネスコ世界遺産に登録されています。最大落差80m以上の「悪魔の喉笛」(Garganta del Diablo) が有名な観光名所です。歩いても船でもヘリコプターでも観光できます。

▼観光ルート
●アルゼンチンからの観光
滝への出発点となる町は、アルゼンチン共和国ミシオネス州の街プエルト・イグアス(Puerto Iguazu, 2001年:32,038人)。街中のバスターミナルから路線バスに乗り、国立公園内のビジターセンター前で降りた後、軽便鉄道に乗り換えて終点の遊歩道入り口まで行き、さらにそこから歩いて滝を見るというのが一般的なルート。

アルゼンチン側の景観は、大小無数の滝がかかっているのが大きな特徴であり、それを縫うようにして掛けられている遊歩道を歩きながらその景観を楽しむことができ、遊歩道は滝を上から眺めるルートと下から眺めるルートの2つが有。アルゼンチン側の遊歩道からは、「悪魔の喉笛」を上から見下ろすような格好で眺めることができ、また川の中州にあるサンマルティン島へ向かう船着場から、滝つぼに飛び込むボートツアーが出ています。

●ブラジルからの観光
滝へのゲートウェイとなる町はパラナ州フォス・ド・イグアス (Foz do Iguacu-PR)。街中から空港経由国立公園入口行きの路線バスに乗り、終点にあるビジターセンターで専用のシャトルバスに乗り換え、終点の一つ手前のホテル前から遊歩道を歩いて滝まで行くというのが一般的なルート。

アルゼンチン側とは景観が多少異なり、こちらはそれほど多くの滝はないが、一つ一つの滝が大きいのが特徴であり、アルゼンチン側にある「悪魔の喉笛」と変わらないくらい迫力のある光景を何度か楽しむことができ、また展望台から「悪魔の喉笛」を対岸から見ることができます。フォス・ド・イグアスは滝への出発点となる3つの町のなかで最も規模が大きく、アルゼンチン側に行く場合でもここ
を拠点にした方が動きやすいといわれています。フォス・ド・イグアスからプエルト・イグアス(Puerto Iguazu, Brazil)まではバスで2時間前後、シウダ・デル・エステ(Ciudad del Este, Paraguay)まではバスで1時間前後(国境でのパスポートコントロールをそれぞれ含む)。フォス・ド・イグアスへは、空港へはブラジル各地から、バスターミナルへはサンパウロ、クリチバなどブラジル各地から昼行・夜行バスが有。国立公園中に唯一のホテル(ホテル・ダス・カタラタス)はヴァリグ・ブラジル航空のグループ企業である「トロピカルホテル&リゾート」が経営していたが、現在はオリエント・エクスプレス社が経営している。

●パラグアイからの観光
滝への出発点の町はシウダ・デル・エステ(2008年人口320,782人)。ただし、直接滝に行くことはできないので、一旦フォス・ド・イグアスに出た上でブラジル側に観光に行くか、直行もしくはフォス・ド・イグアス経由でプエルト・イグアスに出てアルゼンチン側に観光に行くかいずれかのルートをとることが必要になります。


・地理的には、パラナ川との合流点より23q上流のイグアス川にあり、季節で変化する水量により150から300の瀑布が出現。最大の瀑布の「悪魔の喉笛」は高さ82m、幅150mのU字型で長さ700m。玄武岩からなるパラナ高原の端にあり、100年で30p削られ上流へ後退しています。合流点からみたパラナ川のやや上流のブラジルとパラグアイ国境上に世界2位の発電規模を持ち、長く延びた堤頂の合計は7.7Kmを越え、高さは196mのイタイプダム(Itaipu Dam)が有。

・気候は、亜熱帯気候で年間降水量は約1900oと多い。最高気温は5月から9月が23〜27度C、10月から4月が28〜33度C。最低気温はそれぞれ9〜13度C、14〜20度C。

参考HP:〜
イグアスの滝の場所地図

・こちらで
ヴィクトリアの滝(ジンバブエ&ザンビア)
ナイアガラの滝(アメリカ)
エンジェルの滝(ベネズエラ)

ヌビア遺跡保存 (エジプト)
奈良の法隆寺 (日本)
をお楽しみください。

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。   14/7/30、令和 R.3/5/14(2021)
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