世界遺産(エジプト)
ギザのピラミッド
 Pyramid

EGYPTE
ギザの三大ピラミット


左からメンカウラー王、カフラー王、クフ王、のピラミッド
航空郵便用切手

エジプト 1933-1938 発行

EGYPTE
スフィンクス

エジプト 1888-1906 発行
日本 NIPPON
メンフィスとその墓地遺跡
ギザからタハシュールまでのピラミッド地帯


左からメンカウラー、カフラー、クフ王のピラミッド
手前の小さい3つは王妃のピラミッドで、
左端のカーメレルネプティ王妃のは隠れている
海外の世界遺産シリーズ

日本 2013/3/14 発行

ギザの三大ピラミッド
  Giza Necropolis
 (ギザ共同墓地)
世界遺産:ユネスコの文化遺産(1979)
       UNESCO World Heritage Site, Type:Cultural
正式名称:〜
 日:メンフィスとその墓地遺跡-ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯
 英:Memphis and its Necropolis - the Pyramid Fields from Giza to Dahshur
 仏:Memphis et sa necropole - les zones des pyramides de Guizeh a Dahchour

ギザの三大ピラミッドはエジプトの首都カイロ郊外砂漠のギザ高原(Giza Plateau)にある3基のピラミッドの総称です。
被葬者は、古代エジプトのファラオの
・クフ王(Khufu, 紀元前26世紀、在位:紀元前2589-紀元前2566)
・カフラー王(Khafra、生年不詳、在位:紀元前2520-2494-紀元前2480)
・メンカウラー王(Menkaure、生没年不明、在位:紀元前2532年-紀元前2504)
とされ、大スフィンクス(Great Sphynx of Giza)も三大ピラミッドに隣接し、それらはメンフィスとその墓地遺跡(Memphis and its Necropolis - the Pyramid Fields from Giza to Dahshur)として、1979年にユネスコ世界遺産(UNESCO World Heritage Site)の文化遺産(Cultural Heritage)に登録されました。
世界の七不思議で現存する唯一の建造物です。

クフ王のピラミッド
  Khufu's Pyramid
  (ギザの大ピラミッド、Great Pyramid of Giza)
古代エジプト・古王国時代第4王朝のファラオ「クフ王」(在位:紀元前2589〜紀元前2566)のものとされるピラミッドで、紀元前2540年頃に20年以上かけて建築され、三大ピラミッドの中で最大で、完成時の高さ146.6m(現在の高さ138.8m)。1954年、付近から長さが43m以上ある木製の「太陽の船(クフ王の船:Khufu ship)」が分解された状態で発掘されました。

カフラー王のピラミッド
  Khafre's Pyramid

古代エジプト・古王国時代第4王朝のファラオ「カフラー王」(在位:紀元前2520〜紀元前2494)のものとされるピラミッドで、三大ピラミッドのうち中央に有。創建時の高さ143.87m(現在:136m、頂上部分が一部崩れているため、創建当時より低い)。頂上付近に創建当時の化粧石が一部残っています。見かけ上、三大ピラミッドの中でもっとも高いように見えるも、それはカフラー王のピラミッドが立っている岩盤が、クフ王のそれに比べてやや高くなっているためで、実際はクフ王のピラミッドの方が高い。参道の入り口には、スフィンクスがピラミッドを守護するように建っているも、スフィンクスの建てられた時代には諸説有。

メンカウラー王のピラミッド
  Menkaura's Pyramid

古代エジプト・古王国時代第4王朝のファラオ「メンカウラー王」(在位:紀元前2532〜紀元前2504)のものとされるピラミッドは、三大ピラミッドの中ではもっとも小さい。高さ約65m。北面には大きな傷跡が残っていて、それはピラミッドを破壊しようとした者が破壊できずに終わった名残りだといわれています。直ぐそばに小さな3つのピラミッドが配置されています。

なお、メンフィスとその墓地遺跡には上記ギザ(Giza necropolis)の他に:〜
北サッカラ(Saqqara necropolis)には
 ・ジェゼル王の階段ピラミッド(Step Pyramid of Djoser)
 ・セケムケト王の埋没ピラミッド(Buried Pyramid of Sekhemkhet)
南サッカラ(South Saqqara necropolis)には
 ・ペピ1世のピラミッド(Pyramid of Pepi I)
 ・ジェドカラー・イセシ王のピラミッド(Pyramid of Djedkare-Isesi)
 ・メルエンラー1世のピラミッド(Pyramid of Merenre)
 ・ペピ2世のピラミッド(Pyramid of Pepi II)
ダハシュール(Dahshur necropolis)には
 ・スネフェル王の赤いピラミッド(Red Pyramid(North Pyramid) of Sneferu)
 ・スネフェル王の屈折ピラミッド(Bent Pyramid of Sneferu)
などが有ります。

こちらで世界遺産の
アンコール・ワット (カンボジア)
ワット・プー遺跡 (ラオス)
をお楽しみください。

参考HP:〜
世界遺産メンフィスとその墓地遺跡(ギザの三大ピラミッド)の場所地図(日本語)
三大ピラミッドの配置図(日本語)
三大ピラミッドの写真(左手前から、メンカウラー、カフラー、クフ王のピラミッド)

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。       11/1/23、14/3/7

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