Spain

国連 1988 発行
切手で綴る スペイン(Espana)
ゴ ヤ

大航海物語
 参考資料
 スペイン切手編

A J M A N
「着衣のマハ」
「裸のマハ」
GOYA La Maja vetue GOYA La Maja Nue
1800年頃作・プラド美術館・96x189cm
アジマン 1969 発行
ゴ ヤ
 Francisco de Goya (1746〜1828)

サラゴザに近いフェンデト・ドスで鍍金師の次男として生まれて、14才頃からサラゴザで後期バロック画家の教育を受けました。独力で1769-71年にイタリア留学の後、サラゴザでフレスコ画家として活躍しました。1773年に同郷のバイェウの妹と結婚してからはマドリードに出て、義兄の助力で王室用タビスリーのための原画(カルトン)製作にたずさわりました。人生半ばにして全聾となる(1793・47才)悲劇にもめげず、念願だったアカデミー会員から宮廷画家へと出世しましたが、最晩年にフランスに亡命し、ボルドーで客死しました。1824年78才で保養の名目で国王にボルドー行きを願い出て許されています。
ゴ ヤ

「GOYA」
POR VICENTE
LOPEZ 作

スペイン 1958 発行
ゴヤの82年に渡る波乱に満ちた生涯は、また油絵・壁画・版画・ミニアチュール・デッサンと、多彩な技法を駆使した・肖像画・戦争画・風俗画・宗教画・寓意画・幻想画などの広範なジャンルで、スペインの18〜19世紀という危機の時代とそれを生きた人々を描ききった偉大な証人としての人生でありました。近代絵画の創始者とされています。

<作品紹介>
・「裸のマハ」
切手表示「QUINTA DE GOYA」。1800年頃54才頃作・マドリッド・プラド美術館・96x189cm。厳格なカトリック教国スペインでは数少ない裸婦像の一つで近代的な裸婦像の創始であり先駆けとなった作品です。「着衣のマハ」とペアの作品です。ときの宰相ゴドイが屋敷で「着衣のマハ」の下に隠していたともいわれていて、1814年にゴヤが宗教裁判所に告訴され、翌年には呼び出しを受けたという、いわくつきの作品でもあります。 スペイン 1930 発行
・「せともの売り」
切手表示「EL CACNARRERO」。1778年32才作・プラド美術館・259x220。タピスリーのための下絵として製作。市で瀬戸物をならべて売っている男と選んでいる3人の女性が描かれています。後ろには貴夫人が馬車で来ています。
スペイン 1958 発行
・「わら人形遊び」
切手表示「EL PELELE」。1791-92年46才作・プラド美術館・267x160。4人の女性が大きな布の4角を持って、わら人形を投げ上げている図柄です。若い乙女達の明るい笑い声が聞こえてくるような、楽しげな作品です。
スペイン 1958 発行
・「フェルナン・ヌーニェス伯爵」
切手表示「CONDE DE FERNAN-NUNES」。1800年54才作・211x137。フェルナン・ヌーニェス公爵家蔵。この作品は等身大の絵です。切手はその上半身を図柄にしています。
スペイン 1958 発行
・「葡萄獲り」(秋)
切手表示「LA VENDIMIA」。1786-87年41才作・プラド美術館・275x490。山盛りの葡萄を、かごに入れて頭に乗せている女性に、すがりつくような子供を中央に配して、ぶどう一房を手を伸ばして二人で持って、腰掛けている女男が描かれています。まるで、「ぶどうを、ちょうだい」と言って、葡萄の房に子供が手を伸ばしているような、のどかな収穫の情景です。 スペイン 1958 発行
・「イサベル・コーポス・ホルセール」
切手表示「ONA ISABEL COBOS DE PORCEL」。1804−05年59才作・82x54。この作品はズバリと一致するのは見つかりませんでした。美術画集では顔の向きが逆(右向き)でしたし、国外流出でした。ロンドンのナショナル・ギャラリー所蔵とありましたので、この右顔の絵がプラド美術館に所蔵されているんではないでしょうか。あるいは切手だけこうしたのかな? スペイン 1958 発行
・「婦人の肖像」
切手表示「LA LIBRERA DE LA CALLE DE CARRETAS」。1814年頃68才頃作・71x58.5 。美術画集では「セニェ−ル・サバサ・ガルシア」となっていたのと服装が少し違うが、同じ人物と思います。国外流出になっていた(ワシントンDCのナショナル・ギャラリー)。実は、頭のスカーフは同じだが、肩にショールが有りました。国外流出分を切手の図柄にはしないと思いますので。同一人物を何枚も描いたのでしょう。 スペイン 1958 発行
・「マリアーノ・ゴヤ」
切手表示「MARIANITO GOYA」。1815年作。59cmx47cm。マドリッド・アルブケルケ公爵家蔵。ゴヤの「お孫さん」を描いた作品です。この初孫はゴヤとホセファの子のハビエルの子供で、1806年生まれです。成人してから、エスピナル侯爵の称号を贈られたそうですから、やさしい顔立ちですが、9才くらいの男の子でしょうね。 スペイン 1958 発行
・「サン・ホセ・デ・カラサンス最後の聖体拝領」
切手表示「II CENTENARIO DE LA CANONIZASION DE S.JOSE DE CALASANZ」。1818年72才作・サン・アントニオ・アバード教会堂所蔵・250x180。レンブラントとの親交による影響を受けたという説もある宗教画。1597年貧しい子供達の教育教団を設立し、教育に生涯を捧げた宗教者・聖カラサンス200年記念として1967年に発行されました。
スペインの18〜19世紀という危機の時代と、それを生きた人々を描ききった偉大な証人と言われる 「ゴヤ」 にも、このように、美しくも、やさしい、作品が有る、ということを知って、何かホットするものを感じます。
<切手の画像は全て1.5倍>
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世界遺産の
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パルテノン神殿 (ギリシャ)
サンマリノ (イタリアの中のサンマリノ共和国)
姫路城 (日本)
をお楽しみください。

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。   令和 R.2/12/30(2020)追記
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