Russia

国連 2013/5/2 発行
切手で綴る世界遺産(ロシア)
カムチャッカ半島の火山
Volcanoes of Kamchatka, Russia

大航海物語
 参考資料
 世界遺産編

ROSSIJA
<カムチャッカ半島の火山シリーズ、2002>
@カリムスキー火山


カムチ


カ半島

Aマリーセミャチク火山
ロシアの間欠泉

ロシア 1966 発行
Bゲイゼル渓谷、間欠泉の谷
Cウゾン火山カルデラ
ロシア 2002/6/20 発行

カムチャツカの火山群(ロシア)
 (Volcanoes of Kamchatka, Russia)
所在地:ロシア連邦極東連邦管区カムチャツカ州
     (Kamchatka Oblast, Far Eastern Federal District, Russia)
世界遺産:ユネスコの自然遺産(1996、2001)
     (UNESCO World Heritage Site, Type:Natural)
正式名称:日:カムチャツカの火山群
     英:Volcanoes of Kamchatka
     仏:Volcans du Kamtchatka
カムチャツカの火山群はロシアにあるユネスコの世界遺産。カムチャツカ半島の2つの自然保護区と3つの自然公園を対象とする形で1996年12月に登録され、2001年に自然公園が一つ追加登録。環太平洋造山帯の中でも、カムチャツカ半島は特に「火山の博物館」の異名を取るほどに多彩な噴火様式の火山やそれが生み出した地形が存在。また、火山の多さや土壌の特質などのために開発が余り行われてこなかったことから、景観美や生物多様性も十分に保持されています。登録にあたっては、こうした地学的重要性、景観美、生物多様性など多角的な点における顕著な普遍的価値が認められました。同じくロシアの世界遺産であるバイカル湖などとともに、自然遺産としての登録基準4項目全てが適用されている世界遺産。

<カムチャッカ半島の火山シリーズ切手>
  (ロシアの鉱物学と地質学シリーズ:Minerology & Geology)
@カリムスキー火山
  (Karymsky Volcano, 1,536m)
カリムスキー火山はロシア連邦極東連邦管区カムチャツカ地方のカムチャツカ半島東部火山帯にある活火山。カムチャツカ東部火山帯で2015年現在も活動中の火山で、付近にカルデラとカルデラ湖のカリムスキー湖(Karymsky Lake)を持ち、カルデラは約7,600〜7.700年前に形成。カリムスキーは、完新世初期に形成された幅5kmのカルデラ内で上昇する対称的な成層火山です。 円錐の大部分は、200年未満の溶岩流によって覆われています。歴史的な噴火は中程度の爆発活動と頂上のクレーターからの溶岩流が時折発生するブルカノ式またはブルカノ式ストロンボリ式の噴火でした。現在、ノンストップの噴火が継続的に発生しており、1996年以来継続的に噴火している半島で最も活発な高い火山です。

Aマリー・セミャチク火山
 (Maly Semyachik, 1,560m)、1952噴火
マリー・セミャチク火山は成層火山(Stratovolcano)で、ロシア連邦極東連邦管区カムチャツカ地方のカムチャツカ半島東部火山帯にある活火山。熱く酸性(acid)のトロイツキー酸性クレーターレイク(Troitsky acid crater lake)は、約400年前のセノセミアチクの大規模な爆発的噴火中に形成された歴史的に活発なトロイツクレーター(Troitsky crater)を満たしています。湖の水は珍しい明るいターコイズ色をしています。それは、湖の水が周期表のいくつかの種類の酸や他の化合物の含有量のために有毒であるためです。

Bゲイゼル渓谷、クロノツキー自然保護区、カリムスキー火山
 (Valley of Geysers, Kronotsky Nature Reserve, Karymsky active Volcano)
  ゲイゼル渓谷 (間欠泉)
   (Valley of Geysers)
  間欠泉谷と温泉と間欠泉
  (Geysers Valley & Thermal springs & Geysers vaports)
ゲイゼル渓谷の間欠泉の谷は、ロシアのカムチャッカ半島にある間欠泉フィールドで、世界で2番目に大きい間欠泉の集中があります。約90の間欠泉と多くの温泉があるこの6キロに及ぶ盆地は、ロシア極東のカムチャッカ半島、主に絶えず深くなるゲイゼルナヤ川の左岸にあり、そこから地熱水が流れています 比較的若い成層火山、キクピニッチ。気温はカルデラの地面から250m〜500m低いことが判明しています。クロノツキー自然保護区の一部であり、世界遺産に登録されている「カムチャッカ火山群」に組み込まれています。ヘリコプターが唯一の実行可能な輸送手段のため、谷に到達するのは困難です。
間欠泉
カムチャッカの「脈動する」間欠泉は、1941年に地元の科学者タチアナ・ウスティノバによって発見されました。14年後、彼女は調査結果を発表しましたが、1972年までこの地域の調査はほとんど行われませんでした。1970年代半ばに体系的な調査が行われ、1990年に自動監視システムが導入されました。これらの中には、最大40mに達するジェット水を生み出すことができる巨大な間欠泉(Velikan)がありました。1980年代から、この地域はカムチャッカ半島とロシア極東の観光客の磁石メッカの1つとしてソ連全域で宣伝されました。1991年に外国人観光客が渓谷に入ることを許可され、年間約3,000人の観光客がこの場所を訪れました。

Cウゾン火山カルデラ
 (Uzon volcanic caldera, 1,617m)
 (Mud caldron in the caldera of Uzon Volcano)
ウゾン火山カルデラは、ロシアのカムチャッカ半島の東部にある 9 x 12km の火山カルデラ(Caldera:凹地:窪地)です。ゲイゼルナヤ・カルデラ(Geyzernaya caldera)と共に、カムチャッカ半島で最大の地熱地帯(Geothermal energy field)を形成しています。カルデラは更新世中期(約258万年前〜約1万年前:氷河時代の洪積世)に幾つかの大規模な噴火で形成され、広範囲にわたってイグニンブライト(Ignimbrite:溶結凝灰岩)が堆積してできました。

参考HP:〜
カムチャッカ半島の火山帯の地図
カリムスキー山の頂上とカリムスキー湖(写真)

こちらで
ソ連の山々(ロシア)
コーヒー
世界遺産の
イェローストーン(USAの間欠泉)
クレムリン(ロシア)
ヌビア遺跡 (エジプト)
パルテノン神殿 (ギリシャ)
法隆寺 (日本)
をお楽しみください。

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。       令和 R.2/8/20(2020)
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