Spain

国連 1988 発行
切手で綴る スペイン(Espana)世界遺産
アルタミラ洞窟壁画
先史時代
1985
創設(BC11,500)
世界遺産登録


大航海物語
 参考資料
 スペイン切手編

ESPANA
バイソン (Baison)

@アルタミラ洞窟(カンタブリア州)

ネガティブ・ハンド 手形 (Negative Hands)

Aエル・カスティーリョ洞窟(カンタブリア州)

狩猟・ガゼル狩 (Gazelles Hunters)

Bコバラナス洞窟(カンタブリア州)
スペイン 1967/3/27 発行

アルタミラの洞窟壁画
  Altamira Cave, Spain
(BC11,500)
所在地:スペイン北部カンタブリア州サンティリャーナ・デル・マル近郊の洞窟
  (Santillana del Mar, Cantabria, Spain)
世界遺産:ユネスコの文化遺産(1985)
  (UNESCO World Heritage Site, Type:Cultural)
正式名称:
  日:アルタミラ洞窟とスペイン北部の旧石器洞窟美術
  英:Cave of Altamira and Paleolithic Cave Art of Northern Spain
  仏:La grotte d'Altamira et art rupestre paleolithique du nord de l'Espagne
旧石器時代の絵画で有名な洞窟で、スペイン北部カンタブリア州サンタンデル西方サンチャナ・デル・マール(州都サンタンデルから西へ約30km)にあります。1879年に地元の5才の少女が天井壁画を発見しました。色彩の豊かさと構図の巧みさで発見当初は旧石器時代のものとは認められませんでした。他の洞窟壁画が発見されるなどして20年以上かかって認められました。神域のような「聖所」として使用され、初期の頃(ソリュートレ文化(Solutrean culture 21,000-17,000年前)〜マドレーヌ文化(Magdalenian culture 17,000-12,000年前)前期)に奥部の黒線画が描かれ、マドレーヌ文化中期に入口部に近い所の多彩色の大天井壁画が描かれ、さらにマドレーヌ文化後期には奥部にマンモスを伴ったウマ・バイソンの構図が描かれたと言われています。マドレーヌ文化前期層は放射線炭素C−14により、一万3千500年前の年代が証明されています。

アルタミラ洞窟は約13,000年前に落石によって洞窟の入り口が閉ざされたと考えられており、幸運にも入り口が閉ざされたことで外気から遮断され状態良く保存されたと考えられています。

なお、1990年ごろにはフランス南西部地方で、35000年前の洞窟壁画が発見されて、そこには今は絶滅していないマンモスや大形のトナカイなども描かれているそうです。それより、アルタミラから一万年前頃までの約2万年間以上の間に描かれてきた洞窟壁画は、その後ぱったりと途絶えています。それは氷河期から間氷期へと温暖化が進みマンモスなどの大形の動物が北方へ移動してしまったからとか、人が原始狩猟生活から、羊などを飼いならし牧畜生活に入り、動物を人類が支配したからとか言われています。住まいとしていた洞窟から、広い平野へと人類が移動したわけですからね。

日本の弥生時代の土器を「炭素14」で鑑定した結果、弥生時代の始まりが500年も前に移動するとのニュースをTVが騒いでいましたね(紀元前10世紀に始まる〜後3世紀中頃迄)。03/05/20。

1985年登録〜
 先史時代の岩絵
  (Paleolithic Rock Art、約4.5万〜約1万年前)
・アルタミラの岩絵(Altamira Rock Art:旧石器時代後期 BC11,500頃)
@アルタミラ洞窟(カンタブリア州)、1879発見、1985登録
 (Altamira Cave, Cantabria, Spain)、州都サンタンデールから西へ約30km(車で30分)に有
 カンタブリア(旧サンタンデール)県サンティリャーナ・デル・マル近郷サンティリャーナに有
 (Santillana, Santillana del Mar, Cantabria Province, Cantabrian Country, Castilla la Vieja, Spain)
※1879年にこの地の領主で考古学者マルセリーノ・ド・サウトゥオラ侯爵(Marcelino Sanz de Sautuola y Pedrueca, 1831-1888)の5才の娘マリア(Maria, 1871-1946)が偶然発見して、
”Alta Mira!” (上を見て!) と叫んだことから名付けられました。

2008年登録:〜17ヵ所を追加
 「アルタミラ洞窟とスペイン北部の旧石器洞窟美術」と改称
 追加された17洞窟は大西洋岸の3州で、
  ・カンタブリア州〜9洞窟、
  ・アストゥリアス州〜5洞窟、
  ・バスク州〜3洞窟(ビスカヤ県〜1、ギプスコア県〜2)が有。
・チュフィン洞窟(カンタブリア州)、1972発見、2008登録
 (Chufin Cave, Cantabria)、州都サンタンデールから車で1時間15分
  カンタブリア州のナンサ渓谷リコノス町リオナンサ村ディセミナド・セルリスにある洞窟
  (Diseminado Celis, Rionansa, Riclones town, Nansa Valley, Cantabria Province)
・オルノス・デ・ラ・ペーニャ洞窟(カンタブリア州)、1903発見、2008登録
 (Hornos de la Pena Cave, Cantabria)、州都サンタンデールから車で42分
  カンタブリア州サン・フェリセス・デ・ブエルナ市タリーバ地区ルーガー・バリオ・ジャイン
  (Lugar Barrio Jain, Tarriba, San Felices de Buelna, Cantabria)
Aエル・カスティーリョ洞窟(カンタブリア州のカスティーリョ山)、1903発見、2008登録
 (El Castillo Cave, Cantabria)、州都サンタンデールから車で33分
  カンタブリア県プエンテ・ヴィーゼゴ市シエラ・デル・ドブラのカスティーリョ山(355m)に有
  (El Castillo, Monte del Castillo, Sierra del Dobra, Puente Viesgo, Cantabria)
・モネダス洞窟(カンタブリア州のカスティーリョ山)、1952発見、2008登録
 (Las Monedas Cave, Cantabria)、州都サンタンデールから車で40分
  カスティーリョ山の中では一番長い洞窟、全長800m
  (Monte del Castillo, Sierra del Dobra, Puente Viesgo, Cantabria)
・パシエガ洞窟(カンタブリア州のカスティーリョ山)、1911発見、2008登録
 (La Pasiega Cave, Monte del Castillo, Cantabria)
・ラス・チメネアス洞窟(カンタブリア州のカスティーリョ山)、1953発見、2008登録
 (Las Timeneas Cave, Monte del Castillo, Cantabria)
・エル・ペンダ洞窟(カンタブリア州)、1878発見、2008登録
 (El Pendo Cave, Cantabria)カマルゴの県都ムリエダス(Muriedas)から5.5km
  カマルゴ県カマルゴ渓谷の真ん中でエル・チュリ周辺に有
  (El Pendo, Barrio El Churi, Escobedo de Camargo, Cantabria)
・ラ・ガルマ洞窟(ガルマの洞窟群、カンタブリア州)、1996発見、2008登録
 (La Garma cave complex, Cantabria)
  トラスミエラ地区リバモントンのオモーニョ村の北に有
  (La Garma, Omono, Ribamontan al Monte, Comarca de Trasmiera, Cantabria)
Bコバラナス洞窟(カンタブリア州)、1903年発見、2008登録
 (Cobaranas Cave, Cantabria)、州都サンタンデールから車で40分(ラマレス(Ramales)から2km)
  アソン=アグエラ地区ラマレス・デ・ラ・ビクトリア周辺に有
  (Ramales de La Victoria, Comarca de Ason-Aguera, Cantabria)

・ラ・ペーニャ・デ・カンダモ洞窟(アストゥリアス州)、1914発見、2008登録
 (La Pena de Candamo Cave, Asturias, Spain)、州都オビエド(Oviedo)から車で30分
  カンダモ県サンローマンにある洞窟
  (San Roman, Candamo, Asturias)
・ティト・ブスティーリョ洞窟(アストゥリアス州)、1968発見、2008登録
 (Tito Bustillo Cave, Asturias)
  オリエンテ地区リバデセリャ県ピコ周辺アベダにある洞窟カンガス・デ・オニス_Cangas de Onis
  (Avda. Barrio Pico, Ribadesella, Comarca de Oriente, Asturias)
・コバシエーリャ洞窟(アストゥリアス州)、1994発見、2008登録
  (La Covaciella Cave, Asturias)
  オリエンテ地区カブラレス町リョニンにある洞窟
  (Llonin, Cabrales, Comarca de Oriente, Asturias)
・リョニン洞窟(アストゥリアス州)、1914発見、2008登録
  (Llonin Cave, Asturias)
  オリエンテ地区ペニャメレラ・アルタ町リョニンのカレス川岸の狭い渓谷にある洞窟
  (Llonin, Penamellera Alta, Comarca de Oriente, Asturias)
・エル・ピンダル洞窟(アストゥリアス州)、1908発見、2008登録
 (El Pindal Cave, Asturias)、カンタブリア州都サンタンデールから車で1時間
  オリエンテ地区リバデデヴァ町ピミンゴのミトラドル・ピッコ・アル・ファロにある洞窟、全長300m
  (Mirador del Picu al Faro Pimiango, Ribadedeva, Comarca de Oriente, Asturias)

・サンティマミニェ洞窟(バスク州)、1916発見、2008登録
  (Santimamine Cave, Basque)ビスカヤ県ビルバオから車で40分
  バスク自治州ビスカヤ県コルテスビのバソンドにある洞窟
  (Basondo Auzoa, Kortezubi、Bizkaia, Basque Country, Spain)
・エカインベリ洞窟(バスク州)、1969発見、2008登録
 (Ekainberri Cave, Basque)スマイア(Zumaia)から車で15分
  州北部のギプスコア県セストア村にある洞窟
  (Ekainberri, Portale street, Zestoa town, Gipuzkoa, Basque)
・アルチェリ洞窟(バスク州北部)、1962発見、2008登録
  (Altxerri Cave, Basque)
  州北部のギプスコア県ウローラ・コスタ地区アヤ
  (Aia, Comarca de Urola Kosta, Gipuzkoa, Basque)

下記の3箇所にレプリカが有:〜
・アルタミラ博物館(現地スペイン)
・国立考古学博物館(スペインのマドリード)
・ハビエル城博物館(三重県志摩市「志摩スペイン村」テーマパーク「パルケエスパーニャ」内)

参考HP:〜
アルタミラ洞窟壁画の場所地図(世界遺産)

こちらで、スペインの
カンタブリア州
バレンシア州
カスティーリャ・イ・レオン州
・イタリアの マルタ騎士団

世界遺産の
レバントーヌの岩絵 (スペイン)
サン(ツォディロ)の岩絵 (ボツワナ、砂漠のルーヴル)
カカドゥの岩絵 (オーストラリア)
ラスコー洞窟の岩絵 (フランス)
ドラケンスバーグの岩絵 (南アフリカ共和国)
トゥウェイフルフォンテーンの岩絵 (ナミビア)

クレムリン(モスクワ)
アウシュヴィッツ収容所 (ユダヤ人絶滅収容所、ポーランド)
アトス山 (ギリシャ)
ヌビア遺跡 (エジプト)
ペトラ遺跡 (ヨルダン)
パルテノン神殿 (ギリシャ)
法隆寺 (日本)
をお楽しみください。

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。       03/02/12、2018/1/25

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