Japan

国連 1982 発行
切手で綴る世界遺産シリーズ (日本:自然 No.3
知 床
1964(昭和39年)、国立公園指定
2005(平成17年)、世界遺産登録

日本郵便 NIPPON
世界遺産、知床、登録:2005/7/17












知床半島
世界遺産シリーズ<第3集>知床
日本 平成19年 2007/7/6 発行


 知床半島の場↓所地図






知床半島→

北海道→

日本 2005/8/22 発行



北方4島
←エトロフ島

←クナシリ島

←シコタン島
←ハボマイ諸島


ラッコ

知 床
  Shiretoko

 住所:日本国北海道斜里郡斜里町と目梨郡羅臼町の国立公園
     (知床半島周辺の知床国立公園)
 世界遺産:ユネスコの自然遺産(2005/7/17登録)
 (UNESCO World Heritage Site, Type:Natural)
 正式名称:知床 (しれとこ)
 英:Shiretoko
 仏:Shiretoko
2005/7/17(平成17年)に知床は、南アフリカ共和国ダーバンで行われた第29回ユネスコ世界遺産委員会で「自然遺産」登録が決定。
なお、国立公園の指定は、1964/6/1。知床五湖や知床岬のほか、周辺の海岸が流氷で埋め尽くされることで有名です。また、地域全体がほぼ手付かずの原生林に覆われて、エゾシカキタキツネヒグマなどの獣、オオワシオジロワシシマフクロウエトピリカなどの野鳥、シロザケなどの川魚、ゴマフアザラシトド、マッコウクジラ、シャチなどの海獣の生息地でもあります。世界遺産としての知床は、国立公園にその周辺 561ku(海岸線から約3km沖までを含む)を含めた地域が対象となっており、わが国で初めて海洋を含む自然遺産登録物件となりました。
斜里海岸と知床硫黄山

第2次シリーズ知床国立公園
日本 昭和40年 1965/11/15 発行

▼遺産地域面積:71,000ha(陸域48,700ha、海域22,300ha)

▼川(1):東から:オホーツク総合振興局(網走支庁)斜里郡斜里町側(オホーツク海)へ注ぐ川
No 名前 (約km) 河口流域などメモ
1 ボロモイ川 大字遠音別村イワウベツ
2 アウンモイ川   ”
3 オキッチウシ川   ”
4 ポトピラベツ川   ”
5 知床川   ”、知床岳〜海
6 チャラセイナ川 遠音別村、カシュニの滝、オシンコシンの滝
7 タキノ川   ”
8 チャカババイ川   ”
9 コタキ川   ”
10 テッパンベツ川   ”
11 ルシャ川   ”ルシャ湾
12 ボンベツ(奔別)川   ”
13 ポンプタ川   ”
14 硫黄川   ”ヨウシベツ滝
15 カムイワッカ川 (3.0)   ”温泉の川、カムイワッカ滝、知床硫黄山〜海
16 イタシュベツ川   ”
17 イワウベツ(岩尾別)川 (8.5)   ”、羅臼岳〜海、岩尾別温泉
18 赤イ川   ”
19 ホロベツ(幌別)川   ”
20 ベレケ川 ウトロ漁港、オロンコ岩、支流ボンベレケ川
21 フンベ川 ウトロ
22 オショコマナイ川   ”、三段の滝
23 チャラッセナイ川   ”、オシンコシンの滝
24 オンネベツ(遠音別)川 字頁鯉
25 金山川   ”
26 オチカバケ川   ”
27 ヌカマップ(糖真布)川 字峯浜
28 奥薬別川 字朱円
29 斜里川 (54.5) 前浜町、知床岳〜支流猿間川〜海
30 ウエンベツ川 大栄、涛釣沼(とうつるとう)
など。
知床の語源はアイヌ語で”シリ・エ・トク”(大地の突端 or 地の果て)といわれており、知床国立公園の羅臼側は根室海峡をはさんで北方4島の国後島と面しています。こうしたこともあって、知床半島と北方4島の自然環境は酷似しており、知床の世界自然遺産を審査した国際自然保護連合(International Union for Conservation of Nature:IUCN)も 「知床と隣接するロシアのクリル諸島(その後、読売新聞の取材に応じたIUCN保護地域事業部長のデビッド・シェパード(David Sheppard)氏は、その範囲を“南クリル諸島”として、北方領土であることを明言)には明白な類似性が認められる。この地域の生態に関しては、日露の非公式な接点がある」 との評価を下しています。 知床半島、羅臼湖畔からの羅臼岳

第2次国立公園シリーズ 知床国立公園

▼川(2):東から:根室振興局(根室支庁)目梨郡羅臼町側(根室海峡)へ注ぐ川
No 名前 (約km) 河口流域などメモ
1 アカイワ川 (2.0) 知床岬、河口近くに赤岩
2 メオトタップ川 (2.1) 女滝、ウィーヌプリ(651m)〜海
3 メオトタキ川 (3.1) 羅臼町滝ノ下、男滝
4 滝川 (3.8)
5 ペキン川 (4.2) 河口近くに船泊港とペキンノ鼻
6 モイレウシ川 (5.2) 河口近くに剣岩、ポロモイ岳〜海
7 ウナキベツ川 (5.0) 河口近くに観音岩
8 クズレハマ川 (崩浜川、5.1) 崩浜
9 カモイウンベ川 (5.0)   ”
10 アイドマリ川 (3.6) 2段の滝(15m)・赤い滝、相泊沼〜相泊で海へ
11 オショロコツ川 (3.0) トッカリムイ岳(560m)北側〜昆布浜集落近くで海へ
12 ルサ川 (3.4) 北浜の知床橋から海へ
13 キキリベツ川 (4.0) 河口近くにキキリベツ崖、ルシャ山〜海
14 ショウジ川 (7.0) 北浜、岩見橋、硫黄山〜海
15 ケンネベツ川 (5.8) 東岳〜海
16 チエンベツ川(知円別川、3.5) 知円別岳〜知円別漁港
17 モセカルベツ川 (9.0) 南岳〜支流モセミネ川〜本流〜茂瀬刈橋〜海
18 オッカバケ川 (9.5) 羅臼山〜溯北橋から海へ、天狗岩
19 サシルイ川 (9.8) 三ッ峰サシルイ沼〜剃類橋から海へ
20 ハシコイ川 (2.1) 海岸町
21 チトライ川 (知徒来川、5.7) 湯ノ沢町、羅臼山〜海、ヒカリゴケ自生地
22 羅臼川 (9.1) 羅臼川漁港、鮭が遡上、熊の湯温泉、上流に熊越の滝
23 タチニウス川 (2.3) 礼文町
24 トビニウス川 (1.6)   ”
25 松法川 (まつのり川、4.2) 松法漁港
26 知西別川 (ちにしべつ川、11.5) 羅臼湖〜知西別湖〜知西別橋から海へ
27 立刈臼川 (3.1) 八木浜
28 精神川 (7.0) 精神川橋から海へ
29 ポン春刈古丹川 (9.8) 春日町、ポン春苅古丹川北岸縄文遺跡
30 春刈古丹川 (13.5) 支流大谷川〜春苅古丹橋から海へ
31 幌萌川 (3.5) 幌萌町
32 幌萌小沢川 (3.1)   ”
33 茶志別川 (3.5) 茶志別橋から海へ
34 ポン陸志別川 (4.1) 峯浜町
35 陸志別川 (14.3)   ”、陸志別橋から海へ
36 居麻布川 (おるまっぷ川、3.6)   ”
37 植別川 (22.3) 崎無異、鮭・鱒ふ化場、植別橋から海へ
38 元崎無異川 標津郡票津町宇崎無異
39 崎無異川 標津町
40 薫別川 標津町
41 古多糖川 標津町字古多糖
42 ボン古多糖川 古多糖川の支流
43 虫類川 標津町
44 票津川 標津町
39 崎無異川 標津町
40 薫別川 標津町
41 古多糖川 標津町字古多糖
42 ボン古多糖川 古多糖川の支流
43 虫類川 標津町
44 票津川 標津町
など。

▼滝:〜
・フレペの滝 (別名:乙女の涙、落差60m)、潜流瀑
 地下水の滝、標高80m、潜流瀑 (知床八景)
 知床半島プユニ岬東の断崖からオホーツク海に落ちる滝
 知床国立公園および世界自然遺産「知床」を代表する滝の一
 斜里町大字遠音別村
カムイワッカ湯の滝

日本 北海道斜里町 発行






温泉
・カムイワッカ湯の滝(20m)、標高400m
  斜里町大字遠音別村カムイワッカ川、渓流瀑
・カムイワッカの滝(32m)標高40m、カムイワッカ川最下流、分岐瀑
・カシュニの滝(30m)標高50m、斜里町遠音別村チャラッセナイ川
・オシンコシンの滝(50m)標高70m
  斜里町ウトロ西チャラセナイ川の河口付近、日本の滝100選
・ヨウシベツ滝(30m)、硫黄川
・チャラセナイの滝(50m)、渓流爆、タキノ川

・三段の滝(20m)斜里町ウトロ西オショコマナイ川、ウトロ地区の秘瀑
熊越の滝(15m)、羅臼町湯ノ沢町、知床峠に向かう途中
  樹齢200年以上のダケカンバやミズナラの巨木、羅臼八景
・セセキの滝(30m)標高0m、羅臼町瀬石、
  海中の岩場露天風呂セセキ温泉
・さくらの滝(3.7m)、斜里郡清里町字青葉、サクラマスが滝越えのジャンプ
  斜里川河口から約25km上流にある滝
・湯の華の滝(別名:男の涙、20m)標高100m以上、遠音別村字岩尾別、潜流瀑
など。

<直接海へ落ちる滝>
・フレペの滝
・カムイワッカの滝
・カシュニの滝
・ヨウシベツ滝
・チャラセナイの滝
・セセキの滝、チトカンベ岩
・湯の華の滝
など。

▼湖沼:〜
・知床五湖 (一湖、二湖、三湖、四湖、五湖)、
  カムイワッカ湯の滝の西方にあって、オホーツク海へ浸み出る
・羅臼湖、知床峠の南西
・知床沼
・相泊沼 (標高424m)、アイドマリ川
・涛釣沼(とうつるとう)。

▼山:〜
・知床連峰 (東から)
 ・ポロモイ岳 (992m)
 ・知床岳 (しれとこだけ、1,254m)
知床五湖
 ・ルシャ山 (るしゃざん、848m)
 ・知床硫黄山 (しれとこいおうざん、1,562m)、活火山
 ・東岳 (ひがしだけ、1,520m)
 ・知円別岳 (ちえんべつだけ、1,544m)
 ・南岳 (みなみだけ、1,459m)
 ・オッカバケ岳 (1,462m)
 ・サシルイ岳 (1,564m)
 ・三ッ峰 (みつみね、1,509m)
 ・羅臼岳 (らうすだけ、1,661m)、活火山
 ・知床峠 (738m)
 ・天頂山 (てんちょうざん、1,046m)、活火山
 ・知西別岳 (ちにしべつだけ、1,317m)
 ・遠音別岳 (おんねべつだけ、1,330m)
 ・海別岳 (うなべつだけ、1,419m)
などの他に
斜里岳道立自然公園に属す斜里岳 (しゃりだけ、1,547m )などが有。

▼岬:〜
・エエイシレド岬
・チカポイ岬
・プユニ岬、フレペの滝
・知床岬
・サシルイ岬
など。

▼魚港:〜
斜里町側
・ウトロ魚港、文吉湾、知床岬
・ウトロ東魚港、オロンコ岩
・斜里魚港
 など。
羅臼町側
・船泊魚港
・知円別魚港
・羅臼魚港
・松法(まつのり)魚港、オタフク岩
・標津魚港
など。

<知床八景>
(1)カムイワッカの滝
(2)オシンコシンの滝
(3)オロンコ岩 (ウトロ崎、ゴジラ岩)
(4)夕陽台
(5)プユニ岬
(6)フレペの滝
(7)知床峠
(8)知床五湖。

<羅臼八景>
(1)羅臼岳、日本百名山
(2)羅臼湖
(3)熊越の滝
(4)マッカウス洞窟の「ヒカリゴケ」(冬の「氷柱」)
(5)しおかぜ公園、(オホーツク老人の碑)
   森繁久弥主演の映画「地の涯に生きるもの」、森繁自筆「知床旅情」の歌詞碑
(6)望郷台 (国後展望塔屋上)
(7)峯浜パーキングからの国後展望
(8)知床横断道路 (一般国道334号)からの羅臼岳
   羅臼町と斜里町ウトロを結ぶ知床横断道路の頂上で、標高約740mの峠
(別枠)間歇泉、くじらの見える丘公園、満潮で沈む”セセキ温泉”(私有地)。

<天に続く道>
・斜里町字朱円東の国道244号〜334号の全長約28.1kmの直線ルート道路
 (峰浜から大栄地区の国道までが約18km)、オホーツク海を遠望しながら
 「まっすぐな道が天まで続いているように見える」 ことから呼ばれる。

シレトコスミレ
 和名:シレトコスミレ (知床菫)
 英:Viola kitamiana
 綱:双子葉植物綱 Magnoliopsida
 目:スミレ目 Violales
 科:スミレ科 Violaceae
 属:スミレ属 Viola
 種:シレトコスミレ V. kitamiana
 学名:Viola kitamiana Nakai
シレトコスミレは、スミレ科・スミレ属の植物の一種で、分布は北海道の知床半島にのみ分布し、高山の砂礫地のなかの非常に限られた環境に生育。主な分布山岳地域は、硫黄山、知円別岳、東岳、遠音別岳です。遠音別岳の個体群は1975年に確認されました。知床の固有種とさ
シレトコスミレ
れるも、択捉島に分布する Viola bezdelevae と同種である可能性も指摘されています。

エゾシカ
 和名:エゾシカ (蝦夷鹿)
 英:Yezo sika deer (Hokkaido Sika Deer)
 綱:哺乳綱 Mammalia
 目:鯨偶蹄目 Cetartiodactyla
 亜目 : ウシ亜目 Ruminantia
 科:シカ科 Cervidae
 属: シカ属 Cervus
 種:ニホンジカ C. nippon
 亜種:エゾシカ C. n. yesoensis
 学名:Cervus nippon yesoensis
エゾシカは、北海道に生息するシカの一種。シカ科シカ属に分類されるニホンジカの亜種。分布は北海道全域に分布。日高地方・十勝地
エゾシカ
方・釧路地方・根室地方・オホーツク地方など雪の少ない道東・道北の一部に限定的に生息していたが、1990年代以降は空知地方・留萌地方・石狩地方など西部地域への分布拡大が進んでいます。

ゴマフアザラシ
 和名:ゴマフアザラシ (胡麻斑海豹)
 英:Spotted Seal
 綱:哺乳綱 Mammalia
 目:ネコ目(食肉目) Carnivora
 亜目:アシカ亜目(鰭脚亜目) Pinnipedia
 科:アザラシ科 Phocidae
 属:ゴマフアザラシ属 Phoca
 種: ゴマフアザラシ P. largha
 学名:Phoca largha
ゴマフアザラシはアザラシ科ゴマフアザラシ属に属する海棲哺乳類。アザラシとしては中型。日本の水族館や動物園で最も多く飼育されているアザラシです。分布はベーリング海、オホーツク海を中心にチュク
ゴマフアザラシ
チ海、日本海、太平洋北部、ピョートル大帝湾、渤海・黄海に分布しています。

キタキツネ
 和名:キタキツネ (北狐)
 英:Ezo red fox
 綱:哺乳綱 Mammalia
 目:ネコ目 Carnivora
 科:イヌ科 Canidae
 属:キツネ Vulpes
 種:アカギツネ V.vulpes
 亜種:キタキツネ V.v.schrencki
 学名:Vulpes vulpes schrencki Kishida,1924
キタキツネは、北半球に広く分布するアカギツネの亜種。日本では北海道・サハリンおよび周辺島嶼に生息。名称「北狐」は、大正13年(1924)に
北キツネ

日本 2015/2/25 発行
岸田久吉()が樺太に生息する本種に対して命名するも、その後に北海道と千島列島南部に生息する本種も「北狐」と呼称されるようになりました。アイヌ語ではチロンヌプ(cironnup)、スマリ(sumari)、キモッペ(kimotpe)、フレプ(hurep)などの名称が有。本州・四国・九州に生息するホンドギツネよりも全体的にやや大きく、耳の裏と四肢の足首の部分が黒く、大陸系のアカギツネと相似点が多くあります。キタキツネは、寄生虫のエキノコックスの終宿主となることがあって、糞便とともに排泄されたエキノコックス虫卵が人間に摂取されると、幼虫が寄生してエキノコックス症を発症。早期に発見すれば治療可能でも、発見の遅れや手術の難しい部位への寄生など、最悪の場合死に至る可能性も有。1999年頃から駆虫薬を野生のキタキツネに摂取させることで感染率の低下を図る活動が行われています。

ヒグマ
 和名:ヒグマ (羆、緋熊、樋熊)
 英:Brown Bear
 綱:哺乳綱 Mammalia
 目:食肉目 Carnivora
 科:クマ科 Ursidae
 亜科:クマ亜科 Ursinae
 属:クマ属 Ursus
 種:ヒグマ U. arctos
 学名:Ursus arctos
ヒグマはクマ科に属する哺乳類で、ホッキョクグマと並びクマ科では最大の体長。また、日本に生息する陸棲哺乳類(草食獣を含む)でも最大の種です。分布はヨーロッパからアジアにかけてのユーラシア大陸
ヒグマ

日本 北海道斜里町 発行
と北アメリカ大陸に幅広く生息して、その生息地は温帯からツンドラ気候の地域(北極海沿岸など)にまで及び、現存するクマ属の中では最も広く分布。北アメリカ北西部に生息するハイイログマ(グリズリー:Grizzly bear)、アラスカに生息するコディアックヒグマ(Kodiac Bear)、北海道に生息するエゾヒグマ(Ussuri brown bear)、ヒマラヤ山脈周辺に生息しているヒマラヤヒグマ(Himalayan brown bear)など、いくつかの亜種が存在。
日本ではエゾヒグマが北海道のみに生息。

ハマナス
 和名:ハマナス (浜茄子、浜梨、王攵瑰)
 英:Rosa rugosa
 目:バラ目 Rosales
 科:バラ科 Rosaceae
 属:バラ属 Rosa
 亜属:Eurosa
 節:Cinnamomeae
 種:ハマナス R. rugosa
 学名:Rosa rugosa
ハマナスは、バラ科バラ属の落葉低木。夏に赤い花(まれに白花)を咲かせ、根は染料などに、花はお茶などに、果実はローズヒップとして
ハマナス
食用にします。晩夏の季語で、皇后雅子様のお印です。東アジアの温帯から冷帯にかけて分布。日本では北海道に多く、南は茨城県、鳥取県まで分布。主に海岸の砂地に自生。1-1.5mに成長する低木。5-8月に開花し、8-10月に結実。茎は枝分かれして立ち上がり、奇数羽状複葉で小葉は5から9枚、茎には細かい棘が有。現在では浜に自生する野生のものは少なく、園芸用に品種改良されたものが育てられています。

知床峠
 英:Shiretoko Mountain Pass
標高738m。羅臼岳(1,661m)
知床峠(しれとことうげ)は、北海道目梨郡羅臼町と斜里郡斜里町の境にある国道334号の峠。根室振興局とオホーツク総合振興局の境界。冬期間(概ね10月下旬〜4月下旬)は延長23.8kmの区間が通行止めとなり、知床半島を横切って知床横断道路と呼ばれる場所に有。羅臼〜斜里間の経済・文化の交流、世界遺産「知床」や道東の広域観光道路として利用されています。峠は知床の原生林を見渡す場所にあり周辺は世界有数のヒグマの生息地です。知床峠駐車場がビューポイント。峠からの眺めは知床八景の1つに選ばれており、羅臼岳やハイマツの樹海、天候が良ければ北方領土国後島も望むことができ
知床峠からの羅臼岳
ます。峠頂上部より羅臼側標高650m地点は見返り峠と呼ばれて、ヘアピンカーブ(つづら折れ)が続いています。


鮭 (サケ)

日本 1966 発行
流氷

日本 北海道斜里町 発行
チシマツガザクラ

知床5湖  知床連山
シマフクロウ
日本 2007/7/6 発行
オオワシ
流氷  羅臼岳
ヒグマ


知床旅情の歌詞
  知床の岬に ハマナスの咲く頃
  想い出しておくれ 俺たちのことを
  飲んでさわいで おかにのぼれば

  遥か国後 (クナシリ) に白夜は明ける
  旅の情か酔うほどにさまよい
  浜に出てみれば月は照る波の上
  今宵こそ君を抱きしめんと
  岩影に寄ればピリカが笑う

  別れの日はきた知床の村にも
  君は出てゆく峠を越えて
  忘れちゃいやだよ気まぐれ烏さん
  わたしを泣かすな白いかもめを
  白いかもめを♪
(作詞作曲:森繁久彌氏、1960)。
ハマナス

ふるさとの花シリーズ北海道
日本 1990 発行

参考HP:〜
知床の場所地図(日本語:世界遺産)

こちらで世界遺産の
白神山地 (日本)
小笠原諸島 (日本)
ヌビア遺跡 (エジプト)
パルテノン神殿 (ギリシャ)
ピラミッド (エジプト)
アンコール・ワット (カンボジア)
ワット・プー遺跡 (ラオス)
をお楽しみください。

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。     令和元年 2019/11/18

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