Russia

国連 2013 発行
 切手で綴る  絶滅危惧種 (ロシア) No.5
ラッコ
Sea Otar
(毛皮採取の動物)

大航海物語
  資料編

CCCP
ラッコ

ソ連 1971/8/12 発行

日本郵便
日本のラッコ

日本 2022/6/22 発行

・ラッコ
  Sea Otar

   和名:海獺、猟虎
   英名:シー・オター(Sea otter)
   学名:エヒドラ・ルトリス(Enhydra lutris
3種の亜種:〜
 ・アラスカラッコ(Alaskan sea otter)
 ・アジアラッコ(Asian sea otter)・チシマラッコ(Kuril sea otter)
 ・カリフォルニアラッコ(Californian sea otter)
  (ワシントン条約附属書II類に登録)
ラッコはイタチ科カワウソ亜科ラッコ属に属する中型の海棲哺乳類で、1種だけでラッコ属を形成、亜種は3種。イタチ科のうちで水棲に進化したのがカワウソ類(カワウソ亜科)ですが、その中から海洋に進出して、陸に依存しないでも棲息可能なまでの本格的な適応を遂げた唯一の現生種が、ラッコなのです。氷河期を迎えた北太平洋西部海域におけるギャイアントケルあどのコンブの出現に適応した新たな生態系として、ラッコが出現したと考えられています。

ラッコに関する最初の学術的な記録は、博物学者ゲオルク・ステラー博士の1751年のフィールドノートに記されており、学名は1758年、博物学者カール・フォン・リンネ博士 (Linnaeus, 1758) がその著書「自然の体系」 (Systema Naturae) に記載したことで正式のものとなりました。元々の学名”Lutra marina”は「海のカワウソ」の意で、色々と名を変えた後、1922年に現在の学名”Enhydra lutris”。属名の”Enhydra”は古典ギリシア語「〜の中で、中に」 + 「水」の合成。種小名”lutris”はラテン語で「カワウソ」を意味する”lutra”で、「カワウソのような水中のもの」といった合成語の命名。日本語名は、現在
の標準和名「ラッコ」は、近世の日本における標準的な本草学名に由来し、さらにアイヌ語で本種を意味する "rakko" にまで起源を辿れます。学術的には "sea beaver" (海のビーバーの意)が用いられることが多く、英語の”sea otter”(海のカワウソの意)の名が17世紀中ごろから一般的に慣用されています。なお、日本語のラッコは、アイヌ語の「アトイエサマン」(海のカワウソ)が夜の忌語だったので、「ラッコ」といったというせつもあります。ジャイアントケルプ(巨大コンブ)などの海草の多い岩礁地帯で、海水温が2〜15度の冷たい海に生息しています。ラッコの体の特徴はオスがメス ビーバー

カナダ 1954 発行
に比べて少し大きく、海にいる哺乳類の中では最小の部類。体長はオスが約120〜140cm、体重約25〜40kg、メスが約100〜130cm、約20〜30kg。シッポは長さ約25〜37cmで、体長の3分の1くらいを占めており、平べったい形で泳ぐ時に舵の役割を果たしています。胴体は細長くて筒形になっていますが、居る場所の違いなどから違う部分が見られます。前足はとても短く、裏には肉球があります。そして、5本の指には爪があり、使わないときは隠します。この前足で器用に物をつかんだり、エサを食べたりします。後足の大きな特徴は、指と指の間に水かきがあり、ヒレのようになっていることです。なお、後足の爪は出たままになっています。ラッコの体には、皮下脂肪の層がありません。代わりに柔らかい毛(体毛)が密集して生えていて、それが冷たい海から身を守っています。8〜10億本の毛で全身が覆われているといわれています。時々は岩の上にあがることもありますが、いつもは海中で過ごすといわれています。背中を下にして水面で休んだり、泳いだりする時きは、頭と前足を水面に出し、後足とシッポを使って泳いだり、体のバランスをとったりしています。ラッコは海で生活しているので、泳ぎはもちろん大得意で、水深100m位まで潜れます。エサはイカやウニ、アジ、ホタテなどの魚介類を1日に10kgも食べています。こんなに大食漢なのに、皮下脂肪のない理由は、冷たい海での体温維持にほとんどのエネルギーを消費してしまうからだと考えられています。年中いつでも交尾と出産をしますが、一般的には繁殖期が10〜11月で、出産時期が5〜6月というケースが多いと言われています。一度の出産で1頭の子供を産み、母親は自分の腹の上で、1年ほどたっぷりの愛情をわが子に注ぎながら、子育てをします。

18世紀(1700年代)には30万頭ものラッコがいたと言われていますが、昔から珍重されていた毛皮目当てに、数多くのラッコが乱獲され、20世紀初めには絶滅寸前にまで追い込まれました。このままいなくなってしまうのかと心配されましたが、1911年に国際的な保護条約が締結されて以来、少しずつ回復してきました。

ラッコは居る場所で3種に分けられるますが、現在の頭数で
一番多いのが約12〜18万頭のアラスカラッコ、
次いで約1万頭のチシマラッコ、
そして約2000頭のカリフォルニアラッコです。
なお、国内の水族館にいるラッコの多くは、アラスカラッコといわれています。

亜種として次の3種が知られ、体長、頭部、歯並びなどが異なっています。
・アラスカラッコ
 学名:Enhydra lutris kenyoni (Wilson, 1991)
 英名:Alaskan sea otter, Northern sea otter
アリューシャン列島、アラスカに棲む。アメリカ合衆国オレゴン州などに人工的に移されている。他の2種の中間ぐらいの外観で、下顎骨が長い。学名は、ラッコ研究者のKarl W. Kenyonにちなんで付けられたものであるが、Kenyon自身はこれが亜種とは考えていなかった。
・アジアラッコ(チシマラッコ)
 学名:Enhydra lutris lutris (Linnaeus, 1758)
 英名:Asian sea otter, Common sea otter、Kuril sea otter, Russian Sea otter, etc
千島列島、コマンドルスキー諸島、太平洋西部に生息する。亜種の中で最も体長が大きく、頭部が広く、鼻が小さいことが特徴。
・カリフォルニアラッコ
 学名:Enhydra lutris nereis (Merriam, 1904)
 英名:Californian sea otter, Southern sea otter :
  カリフォルニア州中部沿岸に見られる。頭部が狭く長い。口吻が長く、歯が小さい。

ワシントン条約
  Washington Convention

「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」で、
サイテス(CITES)とも呼ばれる。
法令番号は昭和55年。
1973/3/3にアメリカのワシントンD.C.で採択、
締結国が10ヵ国になった1975/7/1に発効。
日本は1980/11/4に締約国となり、
2008/3月の締約国は172ヵ国。
日本の国際保護鳥

日本 1975 発行
※(Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora)

参考HP:〜
 ・ラッコの生息分布地図

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上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。     11/6/16、令和 R.4/7/8(2022)
毛皮採取の動物 (1)ユキヒョウ (2)シベリアトラ (3)セイウチ 4)ラッコ (5)クラカケアザラシ

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