大航海物語 United States

国連 1981 発行
切手で綴る アメリカ独立戦争
パ リ 条 約
1783、Treaty of Paris
アメリカ vs イギリス
United Kingdom

国連 1983 発行
参考資料 地図

CANADA
パリ条約、1783

USA 1985 発行

パリ条約
  Treaty of Paris、1783

パリ条約は、1783年にアメリカ独立戦争(1775〜1783)を終結させた条約の1つで、アメリカ合衆国とイギリスの間で結ばれました。イギリスがアメリカの独立を承認し、ミシシッピ川より東をアメリカ領としました。なお、アメリカを支援したスペインフランスとの間にはヴェルサイユ条約 (1783)が結ばれました。
1782
04月 パリのドヨークホテル(Hotel d'York)で交渉が開始される
アメリカ代表はベンジャミン・フランクリン(Benjamin Franklin, 1706-1790)、ジョン・ジェイ(John Jay, 1745-1829)、ヘンリー・ローレンス(Henry Laurens, 1724-1792)、ジョン・アダムズ(John Adams、1735-1826)で、イギリス代表はデェイビッド・ハートレー(David Hartley the younger, 1732-1813)、リチャード・オズワルド(Richard Oswald, 1705-1784)
11/30 パリ条約の予備条約が調印される
1783
09月 パリ条約、アメリカ独立戦争の講和条約が調印される(作成は9/3)

この戦争でイギリスの覇権は制限されるも、イギリスの世界戦略に影響を及ぼすことも無く、勢力は維持されました。逆にフランスは、北米植民地戦争の借りを返すことに成功するも、国家財政は底を突き、困窮を極めました。ブルボン王朝の放漫経営が、国民の不満を募らせ、アメリカ独立戦争が起爆剤となり、やがてフランス革命を呼び起こすこととなりました。一方アメリカ大陸では、アメリカ独立戦争、フランス革命の連鎖により、中米、南米でも独立の機運が高まって行きました。

参考:〜
ヴェルサイユ条約 (1783)
  Treaty of Versailles

ヴェルサイユ条約は、1783/9/3にイギリスとスペイン・フランスとの間で結ばれたアメリカ独立戦争の講和条約。この条約でイギリスは、フロリダをスペインへ、セネガルをフランスに返還しました。フランスにとっては莫大な負債を作ってまで参戦したこの戦争で獲得したものがセネガルぐらいだったため、政府に対して反発の嵐が巻き起こり、後のフランス革命の一因になりました。

こちらで
フィリップ・ドーヴェルニュ提督
ロングアイランド戦い
ジャージー島の戦い
ポルトプラヤ海戦
キブロンの戦い
米英戦争
エリー湖の戦い
ワーテルローの戦い
をお楽しみください。

参考HP:〜
北アメリカの区分地図(1783年パリ条約の前、イギリスとスペインの区分地図)
北アメリカの区分地図(1783年パリ条約の後、米・英・スペインの区分地図)
北アメリカの区分地図(1783年パリ条約の前後の比較)
スペインの新大陸植民地の地図(1783年ヴェルサイユ条約での新大陸の版図)

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。     13/11/6
スタンプ・メイツ
Copyright(C):Kosyo
無断転載禁止