切手で綴る 絶海の孤島(Lonly Island) No.33
南沙諸島 紛 争 パラセル諸島
大航海物語 西沙諸島
領土の帰属をめぐる紛争地帯
参考資料
 地図編
現在も係争中
Vietnum
PR.China
R.China
国連 1982 発行 台湾1980発行

VIETNAM
ヴィエトナムの地図切手に西沙諸島・南沙諸島を表示
(諸島の表示はヴィエトナム本土の縮尺とは無関係に拡大して描かれている)

ヴィエトナムの地図




西沙諸島




南沙諸島



西沙諸島の拡大


西沙諸島
ヴィエトナム再統一記念の領土地図
ヴィエトナム 1976/6/24 発行

西沙諸島 (せいさしょとう)
  Paracel Islands
   別名:パラセル諸島、中国が実効支配
   場所:南シナ海
   座標:北緯16度50分 東経112度20分(永興島)
   面積:5ku位
   島数:15,000kuの海面内に島や岩礁など30以上有
   主要な島:石島、趙述島、永興島など
   海岸線長:518km
   最高標高:14m
   最高峰:石島
西沙諸島とは南シナ海に点在する南海諸島(South China Sea Islands)の4つの群島の一つで、約30以上の小さな島や岩礁などがあります。中国海南島の東南約330kmにあって、一般の人が普通に居住できる環境ではないものの、海鳥糞の堆積した含有燐分の多いグアノに覆われている他、海洋・海底資源が見込める広大な排他的経済水域があるため、特に近年は脚光を浴びてきました。1954年にインドシナ戦争(1946-1954)が終結し、敗れたフランスが去った後、南ベトナム(ベトナム共和国)が北緯17度以南に成立して西砂諸島の西半分を占領。1956年には中国(中華人民共和国)が西砂諸島の東半分を占領しました。ベトナム戦争(1955/11/1-1975/4/30)末期の1974/1月に中国が南ベトナム支配下の西砂諸島の西半分に侵攻して、西沙諸島の戦い(西砂海戦)が勃発。その戦いは中国軍の完全勝利となり、西砂諸島は全て中国の支配するところとなりました。滑走路や港などを建設して実効支配を強め、それをベトナム中華民国(台湾)が領有権を主張して抗議しています。なお、領有権の紛争「クリッパートン島事件」問題を解決した(1931)有名な「仲裁国際裁判」があります。

1926年、フランスが植民地ベトナムの領土として西砂諸島を調査
1938年、フランスが西砂諸島に常駐部隊を置く
1954年、インドシナ戦争が終結、南ベトナムが西砂諸島の西半分を占領
1956年、中国が西砂諸島の東半分を占領
      以後18年にわたり、南ベトナムと中国の対峙が続く
1974/1月、中国が西砂諸島の西半分に侵攻(西沙諸島の戦い)
1974/1/19、中国が南ベトナムの護衛艦1隻を撃沈、南ベトナム軍を排除して諸島全体を占領
     西沙諸島は中国の実効支配下となる
2012/9/3、人民日報(海外版)は、中国国家海洋局が西沙諸島スカボロー礁(黄岩島)と、尖閣諸島の周辺海域を人工衛星や航空機で遠隔監視する「海域動態監視観測管理システム」の範囲内に組み込んだと報じました。

西沙諸島(パラセル諸島)の主要な島:〜主な島16有
・永興島(Woody Island、ウッディー島)、1.8ku、最大の島
  1974年中国が上陸して実効支配(海南省三沙市の一部)
  2,400m滑走路が有る航空海事軍事基地
・趙述島(Tree Island、ツリー島)、0.22ku、1974年中国が上陸
・中建島(Triton Island、トリトン島)、1.5ku、1974年中国が上陸
・甘泉島(Robert Island、ロバート島)、0.3ku
・普卿島(Drummond Island、ドイモン島)、0.21ku
・金銀島(Money island、マネー島)
・深航島(Duncan Island、ダンカン島)
・広金島(Palm Island、パーム島)
・珊瑚島(Pattle Island、パトル島)
・北島(North Island、ノース島)
・中島(Middle Island、ミドル島)
・南島(South Island、サウス島)
・石島(Rocky Island、ロッキー島)
・和五島(Lincoln Island、リンカーン島)
その他

参考HP:〜
西沙諸島の地図
西沙諸島の場所地図(日本語)
南海諸島の地図(スービックに米軍基地、ダナンにソ連基地が有った)
南シナ海の地図
  (Dongsha Pratas(東沙群島)、Xisia Paracel(西砂群島)、Zhongsha(中沙群島)
  Panatag(黄岩島:スカボロー礁)、Nansha Spratly(南沙群島)、
  インドネシア領の Natuna(ナトゥナ諸島):Anambas(アナンバス諸島)有)

参考:〜
中沙諸島
  Macclesfield Islands

  別名:マクルスフィールド諸島
中沙諸島とは南シナ海に点在する南海諸島(South China Sea Islands)の4つの群島の一つで、西沙諸島の東南、東沙諸島の西南、南沙諸島の北方にかけて、南北約740km、東西約430kmの広大な範囲に含まれる複数の岩礁および海底地形となっています。中沙諸島の岩礁や島は大きく4つのエリア:〜
  ・マックルズフィールド堆〜西沙諸島に近いエリア
  ・ヘレン礁付近〜北の東沙諸島に近いエリア
  ・ トゥルロ礁・スカボロー礁が含まれるフィリピンに近いエリア
  ・南の南沙諸島に近いエリア
にわかれています。唯一水上に露出している地形は、フィリピンに近いスカボロー礁(黄岩島)だけで、国連海洋法条約上の「島」に該当するかどうかは定かではありません。中沙諸島が存在する範囲は、南シナ海の他の海域と同様、漁業資源が豊富で石油や天然ガスが眠っている可能性を秘めています。中沙諸島と称されるエリアは広大で、その一部を占めるマックルズフィールド堆を除いた、ほとんどのエリアは水深4000m以上の深海上にある暗礁などです。

中国、台湾、フィリピン、ベトナムが主権を主張。人が居住できるほどの面積を有する陸地が無いため、物理的に軍隊が占拠することがでず、フィリピンは一時的にスカボロー礁に座礁した艦船を利用し実行支配しようとするも、中国のクレームで座礁した艦船をすぐに撤去しました。島の周囲の領海、経済水域はフィリピンが監視、取締を行っています。2012/4月、スカボロー礁周囲の領海に中華人民共和国の漁船が侵犯し停泊、密漁が露見し、漁船はフィリピン艦船にだ捕されました。中華人民共和国側は、自国漁民の保護を理由に漁業監視船をスカボロー礁領海に侵出させ、フィリピンの巡視船と一時、対峙しました。

・中沙諸島の主要な島
マックルズフィールド堆(Macclesfield Bank)を構成する岩礁のエリア:〜
・魯班暗灘(Carpenter Shoal)
・立父暗沙(Oliver Shoal)
・本固暗沙(Bangkok Shoal)
・西門暗沙(Siamese Shoal)
・華夏暗沙(Cathay Shoal)
・排洪灘(Penguin Shoal)
・波シ伏暗沙(Balfour Shoal)、一文字
・比微暗沙(Pigmy Shoal)
・隠磯灘(Egeria Shoal)
・武勇暗沙(Howard Shoal)
・楽西暗沙(Philips Shoal)
・済猛暗沙(Learmonth Shoal)
・海鳩暗沙(Plover Shoal)
・美渓暗沙(Smith Shoal)

ヘレン礁を中心とした北の東沙諸島に近いエリア:〜
・一統暗沙(ヘレン礁:Helen Shoal)
・管事暗灘(Stewart Shoal)
・黄岩海山(Huangyan Seamount)
・石星海山(Shixing Seamount)
・憲北海山(Xianbei Seamount)
・憲南海山(Xiannan Seamount)
・漲中海山(Zhangzhong Seamount)
・珍貝海山(Zhenbei Seamount)

トゥルロ礁・スカボロー礁が含まれるフィリピンに近いエリア:〜
・特魯暗沙(トゥルロ礁:Truro Shoal)
・管事暗灘(Stewart Shoal)
・黄岩海山(Huangyan Seamount)
・石星海山(Shixing Seamount)
・憲北海山(Xianbei Seamount)
・憲南海山(Xiannan Seamount)
・漲中海山(Zhangzhong Seamount)
・珍貝海山(Zhenbei Seamount)
・黄岩島(スカボロー礁:Scarborough Shoal、南巌島:Nanyan Dao、Huangyan Dao)
   国際法上、中沙諸島唯一の島(?)でフィリピンが実効支配
   スカボロー礁自体は周囲55km、水深は0.5〜3m、二等辺直角三角形の環礁で
   面積150ku、その中に水深10〜20mの礁湖(130ku)有。

南の南沙諸島に近いエリア:〜
・中南暗沙(Zhongnan Shoal)
・中南海山(Zhongnan Seamount)
・龍南海山(Longnan Seamount)
・長龍海山(Changlong Seamount)

参考HP:〜
中沙諸島の場所地図(日本語)
南支那海の地図(南沙・西砂・東砂の諸島、中砂諸島にはアンダーラインが有)

こちらで、領土の帰属をめぐる紛争地帯の
南砂諸島
西砂海戦
北方四島
竹 島
ガ ザ
パレスチナ紛争
フォークランド戦争
グアヤナエセキバ紛争
、をお楽しみください。

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。  平成 H.24/12/13(2012)、14/5/6、令和 R.3/11/12(2021)
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