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| ★ポルトガル | ドン･ルイス・デ・アタイデ
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大航海物語★ | |
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| ESTADO da INDIA ドン･ルイス･デ･アタイデ  ポ領インド 1948 発行 |
ＭＯＺＡＭＢＩＱＵＥ ポルトガル・ナオ船、1520  ポ領モザンビーグ 1963/12/1 発行 |
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アタイデ副王の紋章 ポ領インド 1958/4/3 発行 |
ゴアの地図 ポ領インド 1956/3/24 発行 |
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インド洋の地図  SULTANATE of OMAN オマーン 1981/11/23 発行 |
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| ドン･ルイス・デ・アタイデ（1517〜インド副王在任：1568〜1571、1578〜1581） Ｄｏｎ Ｌｕｉｓ ｄｅ Ａｔａｉｄｅ ドン･アタイデは１６世紀末頃のポルトガルのインド副王（総督）で、「副王ルイス・デ・アタイデの時代のインド史（１６１７）」というのが有るようですが、ポルトガル王ジョアン3世（Joao III, 1502-1557在位：1521-1557）とセバスティアン1世（Sebastiao I, 1554/1/20-1578/8/24、在位：1557-1578、ジョアン３世の孫）に仕えた航海者の忠臣でした。 ドン･アタイデはヴァスコ・ダ・ガマの息子のエステヴァン（Estevao da Gama）と紅海作戦を実施しました。１５４０/１２/３１にゴアを出帆し、スエズ港（Suez）のオスマン･トルコの艦隊を攻撃し、翌年１/２７にはアデン港、２/１２にエリトリアのマッサワ港（Massawa）を攻撃し、シナイ半島のトゥール（El-Tor）も攻撃しました。 １５６８/１０月にインドのゴアに着任してインド副王に就任しました。その頃のマラバール海岸（Malabar）クジャラート王国（Guzerat）は藩王イティーム汗（Itimi）が国を建てており、クジャラート軍がポルトガルの拠点、ダマン（Damao、Daman）やバサイン（Bacaim、ボンベイから５０ｋｍ）に攻め込んできました。クジャラート王国では内紛が起きており、それにつけ込んで、ドン･アタイデは反撃し、ダマンのポルトガル砦の指揮官が港で２隻の大きい船を捕えて１００,０００枚のドゥカート金貨（ducats）で釈放するという事件が起こったりしましたが、撃退することに成功し、１５７１/６/２９にはクジャラート王国のゴア包囲を撃退、解除しました。 １５５７年にはセバスティアン1世が即位していました。１５６７年に南アメリカでポルトガル軍は砦を築いていたフランス軍を撃退し、リオ・デ・ジャネイロを占領しました。１５７０年にはアンゴラの植民地化を開始。着々と進むインド、アフリカ、ブラジルの植民地拡大に加え、ジョアン3世が熟慮の末、放棄したモロッコの要塞を十字軍的精紳で、セバスティアン1世が再征服を夢見るようになっていました。 ドン･アタイデは１５７２/１/６ポルトガル・リスボンに帰着し、セバスティアン1世に仕えました。１５７７にモロッコ・フェズ攻撃に遠征しました。1578/8/4にモロッコのアルカセル・キビールでポルトガル軍とサード朝スルタン軍との、「アルカセル・キビールの戦い」（Batalha de Alcacer-Quibir、モロッコ側は「マハザン川の戦い」、タンジールとフェズの中間）が起こり、遠征したセバスティアン１世とポルトガル軍は惨敗し、セバスティアン１世は戦死しました。 ドン･アタイデは１５７７年にポルトガル・レイリア県ペニシェ郡（Peniche）のアトウグイア村（Atouguia da Baleia）の総督（１５８０迄）になりました。 ドン･アタイデは１５７８/８/３にインド副王として再度ゴアに赴任して、ゴアにて６４才で亡くなりました。 ドン･アタイデは３度結婚をしました。ルイス・アルバレスの娘（Luis Alvares de Tavora）の娘ジョアンナ（Joana de Tavora Vilhena）、ノローニャ家のマリア（Maria de Noronha）、トリスタン・ダ・クーニャの娘イザベル（Isabel de Meneses）。 なお、マラバール海岸などの北部インドはジャラールッディーン・ムハンマド・アクバル（Jalaluddin Muhammad Akbar, 1542-1605）がムガル帝国の第3代君主（在位1556-1605）として支配していました。ポルトガルの拠点、ダマン（Damao、Daman）は1557-1559年までにグジャラート王の貴族によってポルトガルに割譲され〜1961年にインド軍が奪取、バサイン（Bacaim、ボンベイから５０ｋｍ）は1535〜1739の間ポルトガル領でした。 参考ＨＰ：〜 ・サード朝モロッコの戦い ・ペニシェ郡の場所地図 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 0８/８/１０、10/10/10 |
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