大航海物語
アンリ・グラサデュー号
1514
イングランド王国の最初期1等戦列艦

参考資料
Gambia
アンリ・グラサデュー号
16th Century Henri Grace a Diue


ガンビア 発行 (300%)

・アンリ・グラサデュー号
  Henri Grace a Diue
 (Henry Grace of God) 1514
  別名:グレート・ハリー号 (Great Harry)
   型式:カラック帆船(English carrack)
   等級:イングランド王国海軍の最初期1等戦列艦(First rate Ship of the Line)

アンリ・グラサデュー号は別名グレート・ハリー号と呼ばれるイングランド王国(Kingdom of England)海軍(Royal Navy)の戦列艦(カラック型シップ)1,000屯〜1,500屯で、当時の世界最大の戦列艦だといわれています。スコットランド王国のマイケル号(Scottish ship Michael, 1511、全長73m、幅11m、57門、1000屯、1420人)に対抗するためヘンリー8世の命で建造され、1514年に完成しました。メアリー・ローズ号に次いで主力の兵器が大砲になった最初期の船です。乗員は700人以上で、大小の大砲184門を装備していました。

1520年、金襴の陣(Field of the Cloth of Gold、仏:Camp du Drap d'Or)と呼ばれる、1518年にオスマン帝国拡大に対抗するための英仏条約の締結で、英仏両国王の親交を深めるため、フランスのカレー(Calais)近郊バランゲム(Balinghem)のグイド城(castle of Guines)の前平原で、1520/6/7〜6/24の間にイングランド王ヘンリー8世(King Henry VIII of England)とフランス王フランソワ1世(King Francis I of France. 1494-在位1515-1547)の会見で、飾り立てた派手な巨大パーティが行われたのに、多数の吹流しや旗指物で飾って使用されました。

1545年、フランスとのワイト島ソレント海峡でのソレントの海戦(Battle of the Solent 1545/7/18)に旗艦として従軍し、引き分けました。

1553年、その最期は火災で、テムズ川の底に沈没しました。

・アンリ・グラサデュー号の装備:〜
  Henri Grace a Diue
、1514
船 型 イギリス戦艦、当時・世界最大
First-rate English carrack)
アンリ・グラサデュー号
16th Century Henri Grace a Diue


ガンビア 発行
帆 柱 4本
全 長 50.0m
全 幅 11.4m
重 量 1,000〜1,500屯
乗組員 700〜1000人
砲甲板 4層砲列甲板(Four-decker)
進 水 1512年、建造開始
1514年、ロンドン(Woolwich Dockyard)
最 後 1553年に火災でテムズ川に沈没
武 装 重砲:43門(cannons)
軽砲:141門(swivel guns)、合計:砲184門


・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。     12/10/12
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