大航海物語 大航海時代の原動力(キッカケ)と成ったスパイスの産地(
香料諸島
Spice Islands
スパイス・アイランド(モルッカ諸島)


資料

REPUBLIK INDONESIA
マルク(香料)諸島の地図
インドネシア共和国・全図
赤丸がモルッカ諸島付近図
インドネシア 1963/5/1 発行
右:カリマンタン・セラウェシ・ハルマヘラ・マルク・ニューギニア(赤丸印の上がマルク諸島)
左:ボルネオ・セレベス・ハルマヘラ・モルッカ・ニューギニア、赤丸印の上が
モルッカ諸島


モルッカ諸島

アンボン島

インドネシア 1967 発行


喜望峰回り) 現在のジャカルタ〜アムステルダの航海地図 (スエズ運河回り) 赤丸(O)がモルッカ諸島付近図

(Jakarta-Amsterdam Spice Race)
インドネシア 1980 発行

・香料諸島(スパイス・アイランド:Spice Islands)
  別名:モルッカ諸島 (Molucca Islands)
     (マルク諸島:Maluku Islands)
インドネシアには、古くから香料諸島(スパイス・アイランズ Spice islands)と呼ばれてきたモルッカ諸島 (Molucca Islands) があります。モルッカ諸島は上図の切手で、赤道に沿ってセレベス(スラウェシ、Sulawesi) 島と、ニューギニア(イリアン・ジャヤ、Irian Jaya) との間の海域に有ります。

モルッカ諸島はインドネシアでは、マルク諸島と呼ばれています。マルク諸島は全体で約1,000の島々で構成され、人口は約186万人 (1990年) です。上の地図で、北マルクの中心はテルナテ島のテルナテ(Ternate)です。この地域は約350の島々から構成されています。テルナテ島はクローブの原産地です。

中央マルクの中心は、バンダ諸島を含むアンボン島のアンボン市です。アンボン市は、現在のマルク諸島の政治と経済及び観光の中心地です。バンダ諸島は、ナツメグの原産地です。南東マルクの中心は、カイ諸島 (Kei Islands) のツアル市 (Tual) です。この地域は約290の大小の島々で構成されています。現在のマルク諸島は、マルク州北マルク州とに区分されています。マルク州の州都はアンボン島のアンボン市で、北マルク州の州都はテルナテ市です。15世紀以前は、マルク諸島で産出した貴重な天然のスパイスは、陸路と海路を経由し、アラブ人、インド人、中国人によりアジアから西欧へ伝わっていました。

しかしながら、15世紀までは、マレー半島とジャワ島より東は、西欧人にとって直接に足を踏み入れたことのない未知の土地でした。1440年頃には、マルク諸島は西欧に「スパイス・アイランズ」として知られるようになりました。15世紀初頭以降の大航海時代 (日本では室町時代) に到来しました。当時、マルク諸島で産出されたクローブとナツメッグは、西欧で食品(肉他)の防腐剤等に高い評価を受けていました。1512年に、ポルトガル人が西欧人として始めて、バンダ島、アンボン島、テルナテ島、及びティドール島に足を踏み入れました。マゼランの世界一周探検隊のエルカノとその一行は、太平洋を渡って1521年11月にマルク諸島に到着しました。彼の探検隊は、マルク諸島から約1トンのクローブを持ってスペインに帰ったとされています。15世紀及び16世紀の西欧では、クローブとナツメッグ等のスパイスは、同じ重さの金 (Gold) に相当する価値がある産物でした。

ポルトガルの聖ザビエル (St. Francis Xavier) は、日本を訪れる3年前の1546年に、モロタイ島、アンボン島とテルナテ島を訪れました。1599年にオランダの遠征隊がマルク諸島に到着しました。1604年にイギリスの東インド会社の遠征隊がマルク諸島を訪問しました。1610年代以降、オランダの東インド会社はジャワ島を含め、徐々にマルク諸島での勢力を拡大していきました。1600年代を中心に、マルク諸島ではスパイスの権益をめぐり、マルク諸島の住民を巻き込んで、ポルトガルスペイン、オランダ、イギリスがこの地で抗争を繰り返しました。それらの抗争は、スパイス戦争(Spice wars)と呼ばれました。従って、マルク諸島でのスパイスの歴史は、多くの島民、西欧人、そして日本人の血(アンボイナ事件)が流れた歴史でもあります。マルク諸島は、その後300年以上を経て、1945年8月に
インドネシア共和国として独立しました。なお、1770年にフランスポイヴァール総督がクローブをモルッカ諸島から密かに持ち出し、モーリシャス島への移植に成功しました。

マルク諸島の島々:〜
マルク諸島(モルッカ諸島)はインドネシアのスラウェシ島東部にある群島。香料諸島とも言われ、丁字などの香辛料が豊富に産す、始めポルトガルが進出、次いでオランダ・イギリスが争い、1623年のアンボイナ事件でオランダの支配が確定し、1945年にインドネシア共和国として独立。

<マルク諸島>セラム海とバンダ海に分布する群島
・セラム海(Ceram Sea)
 広さは東西約400km、南北約150km、北から時計回りに
 ・スラ諸島 (北マルク州
 ・オビ諸島 (北マルク州)
 ・ブル島 (マルク州
 ・セラム諸島 (マルク州)
  ・リース諸島
 ・などが有
  東西に長い海域であり、北東のハルマヘラ海、南のバンダ海、北西のモルッカ海などと接続
・バンダ海(Banda Sea)、マルク州
  広さは東西約1,000km、南北約500km、北から時計回りに
 ・バンダ諸島
 ・カイ諸島
 ・タニンバル諸島
 ・バラト・ダヤ諸島
 ・ソロール諸島
 ・などが有。
  海域内には大きな島嶼はなく、バンダ諸島などの小規模な諸島のみが分布
  接続している海域は、北にセラム海、東にアラフラ海、西にフロレス海が有。

参考〜
北マルク州 (North Maluku Province)の島々:〜
・モロタイ島 (Morotai Island)
・ハルマヘラ諸島 (Halmahera Islands)
 ・ハルマヘラ島 (Halmahera)
 ・テルナテ島 (Ternate Island)
 ・ティドレ島 (Tidore Island)
 ・モチ島 (Moti Island)
 ・マキアン島 (Makian Island)
 ・カヨア島 (Kayoa Island)
 ・など
・バカン諸島 (Bacan Islands)
 ・カシルタ島 (Kasiruta Island)
 ・マンディオリ島 (Mandioli Island)
 ・バコン島 (Bacan Island)
 ・など
・オビ諸島 (Obi Islands)
 ・オビ島 (Obi Island)
 ・ビサ島 (Bisa Island)
 ・オビアテ島 (Obilate Island)
 ・など
・スラ諸島 (Sula Islands)
 ・タリアブ島 (Taliabu Island)
 ・マンゴール島 (Mangole Island)
 ・サナナ島 (Sanana Island)
 ・など。

マルク州 (Maluku Province)の島々:〜
・ブル島 (Buru Island)
 ・アムベラウ島 (Ambelau Island)
・セラム諸島 (Seram Islands)
 ・ボアノ島 (Boano Island)
 ・ケラング島 (Kelang Island)
 ・マニパ島 (Manipa Island)
 ・セラム島 (Seram Island)
 ・リース諸島 (Lease Islands)
  ・アンボン島 (Ambon Island)
  ・ハルク島 (Haruku Island)
  ・サパルア島 (Separua Island)
  ・ヌサラウツ島 (Nusa Laut Island)
 ・など
バンダ諸島 (Banda Islands)
  主な島々:〜
  ・バンダネイラ島 (Banda Neira island)、1512年アルブケルケ将軍が発見
  ・バンダアピ島 (Banda Api island)活火山、650m
  ・バンダベサール島 (Banda Besar island)最大の島、12km x 3km
  ・など、バンダ諸島は19世紀中頃まで香辛料のナツメグの世界で唯一の供給源・主な島々:〜
   ・バンダネイラ島、1512年アルブケルケ将軍が発見
   ・バンダアピ島 (活火山、650m)
   ・バンダベサール島 (12km x 3km)最大の島
   ・など、バンダ諸島は19世紀中頃まで香辛料のナツメグの世界で唯一の供給源
・西方遠隔の島々:〜 (Some distance to the west)
  ・アイ島 (Ay island)
  ・ラン島 (Run island)3km x 1km、かつて香辛料(
ナツメグ)貿易の中心地
・東方遠隔の島々:〜
  ・ピサング島 (Pisang (Banana) island)
・南東方遠隔の島々:〜
  ・ハッタ島 (Hatta island)
・その他遠隔の島々:〜
  ・ナイラカ島 (Nailaka island)、ラン島南東近くに有
  ・バツカパル島 (Batu Kapal island)
  ・マヌク島 (Manuk island)活火山
  ・カラカ島 (Karaka (Crab) island)
  ・マヌカング島 (Manukang island)
  ・ハッタ環礁島 (Hatta Reef)
  ・など、バンダ海諸島(Banda Sea Islands)の一部
 ・ゴロン島 (Gorong Islands)
 ・ワツベラ島 (Watubela Island)
 ・カイ諸島 (Kai Islands)
 ・アルー諸島 (Aru Islands)
  ・コラ島 (Kola Island)
  ・島コブロール (Kobroor Island)
  ・マイコール島 (Maikoor Island)
  ・コバ島 (Koba Island)
  ・トランガ島 (Tranga Island)
  ・など
 ・南方:〜
 ・バラトダヤ諸島(Babar Islands)
  ・ウェタル島 (Wetar Island)東西130km、南北45km
   ・リラン島 (Liran Island)ウェタル島の南西沖に浮かぶ小島
   ・ダマル島 (Damar Island)バラトダヤ諸島の小さな火山島
  ・キサール島 (Kisar Island)
  ・ロマン島 (Romang Island)
  ・ダマール島 (Damar Island)
  ・フォルダタ島 (Fordata Island)
  ・ララト島 (Larat Island)
  ・マル島 (Maru Island)
  ・モル島 (Molu Island)
  ・ヌスウォタル島 (Nuswotar Island)
  ・セラル島 (Selaru Island)
  ・セル島 (Selu Island)
  ・セイラ島 (Seira Island)
  ・ワタプ島 (Wotap Island)
  ・ウォリアル島 (Wuliaru Island)
  ・ヤムデナ島 (Yamdena Island)
  ・など
 ・レチ諸島 (Leti Islands)
  ・レチ島 (Leti Island)
  ・モア島 (Moa Island)
  ・ラコル島 (Lakor Island)
  ・など
 ・セルマタ島(Sermata Island)
 ・ババル諸島(Babar Islands)
  ・ウェタン島(Wetang Island)
  ・ダイ島(Dai Island)
  ・ダウェロール島(Dawelor Island)
  ・マセラ島(Masela Island)
  ・など
 ・ダウェラ島(Dawera Island)
 ・タニンバル諸島 (Tanimbar Islands)
  ・ララト島 (Larat Island)
  ・ヤマデナ島 (Yamdena Island)
  ・セラウ島 (Selaru Island)
  ・ウリアナ島 (Wuliaru Island)
 ・ソロール諸島 (Solor Archipelago)
  ・フロレス島 (Flores Island)
  ・アロール島 (Alor Island)
  ・ロンブレン島 (Lomblen Island)
  ・など
 ・などが有。

参考HP〜
モルッカ諸島付近の地図
モルッカ諸島の地図 (北マルク州、マルク州)
セラム諸島の地図
バンダ諸島の地図
インドネシア付近の地図
インドネシアの地図
アンボン島とセーラム島の地図

上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。   10/1/10追記、令和 R.2/10/27(2020)

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