Antigua Barbuda

国連 1987 発行
切手で綴る カリブ海の島国シリーズ No.17 (Island Nations)
アンティグア・バーブーダ
Island nation of Antigua and Barbuda

大航海物語
  地図編

BARBUDA
バーブーダ島→
ANTIGUA BARBUDA

アンティグアバーブダ 1985 発行
←アンチグア島
17°
35′

西経    61.49
英領バーブーダ 1968-70 発行
ANTIGUA
レドンダ島

(Redonda Phosphate Industry)
レドンダ島の地図

1869 レドンダ・リン酸工業100年記念 1969
英領アンティグア 1969/8/1 発行
            アンチグアの場所地図      英エリザベスII女王

英領アンティグア 1967 発行
アンチグア






アンティグア島ジェームス砦の遺跡

(Fort James, 1706)
英領アンティグア 1956 発行
バーブーダ島の地図

1660 バーブーダ島移民300周年記念 1960
英領アンティグア 1960 発行

リーワード諸島・小アンティール諸島




キューバ島→

イスパニョーラ島→

ジャマイカ島→

西インド連邦(1958-1962)の地図
(WEST INDIES FEDERATION, MAP)

英領アンティグア 1958 発行 (画:300%)
←アンギラ島
←セント・キッツ・ネビス島
アンティグア島
←モンテセラット島
←ドミニカ島
←セント・ルシア島
←セント・ビンセント島
←バルバドス島
←グレナダ島

←トバコ島
←トリニダッド島

古地図のアンティグア・バーブーダ
1755 Map      1955 Map

       o

|ブ
|ダ島




アンテ


ア島
   レドンド島
1721 Map, Senex's Atlas  1640 Sextant
1775 Map, Jeffry's Atlas  18thC. Ship
1973 Map  イングリシュハーバー
アンティグア 1975 発行

アンティグア・バーブーダ
 Island nation of Antigua and Barbuda

 (Commonwealth of Antigua and Barbuda)
 正式名称:アンティグア・バーブーダ連邦(Federation of Antigua and Barbuda)
 面積:約442ku
 (日本の横浜市(約438ku約3,758千人2020)、種子島(約444ku 約33千人2010)とほぼ同じ)
    ・アンティグア島:〜約281ku約95,882人 (2018)
    ・バーブーダ島:〜約161ku約 1,634人 (2011)
 人口:約73千人 2004、約80千人 2007、81,799人2011、96,286 (2018)
 首都:アンティグア島のセントジョンズ、建設1632年
 人種:ほとんどが砂糖農場労働アフリカ系奴隷子孫、イギリス人・ポルトガル人など
 言語:英語が公用語、など
 宗教:ほとんどがイスラム教、など
 独立:1981/11/1イギリスから 、イギリス連邦の立憲君主制国家
 国連:1981/11/11加入
 GDP:国内総生産約$27億2019(PPP:購買力平価説)1人当約29,298$
 但しMER(通常交換説)約$17億 2019(国際比較はこちらを参照)
 1番切手:”ANTIGUA”=1862年、”BARBUDA”=1922/7/13、
      独立で”ANTIGUA BARBUDA”1981年発行。

アンティグア・バーブーダ連邦は、アンティグア島とバーブーダ島とからなり、両島はほぼ南北にならんでおり、アンティグア・バーブーダは1493年コロンブスの第2回探検航海の時に発見されました。1667年:英国植民地、1958年:英領西インド連邦に加盟、1981年「立憲君主国のアンティグア・バーブーダ」として独立、英連邦の一員となりました。 セントジョンズ港、1829

英領アンティグア 1968 発行

・アンティグア・バーブーダ略史:〜
1493、コロンブスに発見され、セビリアの教会に因んで名づけ、同行の医者(内科医)の
    チャンカ(Diego Alvarez Chanca)が唐辛子(Chili pepper)をスペインに持ち帰った
    アンティグア島はコロンブスがスペイン領と宣言
1632、アンティグアが英国植民地となる
1666、アンティグア島がフランス領となり奴隷で砂糖プランテーション運営が確立
    バーブーダ島が英国植民地となる
1667、アンティグア島がイギリスの植民地となる
1628、バーブーダ島にコドリントン卿(Sir William Codrington 1715-1790)が到着
1680、バーブーダ島にクリストファーとジョン・コドリントンの一家が到着、私有財産
1834、アンティグア島で奴隷が廃止される
1860、アンティグア島がバーブーダ島とレドンド島と共に統合し、イギリスが併合
1941、アメリカが軍事基地を建設
1951、普通選挙導入
1956、内閣制度の導入
1958、西インド連邦に加盟
1962、西インド連邦が連邦を解体
1967、自治権を得て、英国自治領となる
1972、近隣諸国に対抗出来ず、砂糖の産業を中止
    イギリス領の残留を望んでいたバーブーダ島の分離派が独立に反発
1981、英連邦王国の一国として独立
1983、アメリカのグレナダ侵攻に参加
1994、自治領時代から長く首相だったヴェア・バードが公職より永久追放
   子息のレスター・バード外相を後継首相に選出する
2004、下院選で野党統一進歩党が過半数を占める
   独立以来初めて、自治領統治時代からは28年ぶりの政権交代。

アンティグア・バーブーダは、アンティグア島、バーブーダ島、レドンド島の3島と、いくつかの小島で成り立っている。島の多くは低地であり、最高点のボギー山(Boggy Peak)の標高は402m。アンティグア島とバーブーダ島との周囲には危険な岩礁が点在しており、昔から海の難所だと言われている。1695年以来難破した船は150隻近くになると言われている。熱帯性の気候で、気温の変化は大きくない。降水量に関しては西インド諸島の島としては少なく、1,000mm程度にとどまる。雨季は5月から11月。

アンティグア・バーブーダは6郡(Parish)と2つの属領区(Dependency)に分かれる
・アンティグア島は6つの郡に分かれる
# (Parish) 人2011 主な町 (City)
セント・ジョージ Saint George 8,055 ピゴット Piggotts 1,478
セント・ジョン Saint John 51,737 セントジョンズ St. John's 22,219
セント・メアリー Saint Mary 7,341 ボーランズ Bolands 1,888
セント・ポール Saint Paul 8,128 ファルマス Falmouth 619
セント・ピーター Saint Peter 5,325 パーハム Parham 1,491
セント・フィリップ Saint Philip 3,322 フリータウン Freetown 619

・バーブーダ島属領区(Barbuda Dependencies)、
    面積:161ku、人口:1,370人、ほとんどが西岸のコドリントン居住
・レドンダ島属領区(Redonda Dependencies)、無人の岩礁島、面積:約1.3ku、最高地:305m。


ANTIGUA
アンチグアの古地図

アンティグア 1975 発行


ANTIGUA & BARBUDA
           アンチグアバーブダの場所地図   女王の乗船ブリタニア号

←アンチグア
英女王ご訪問記念、1985
(Royal Visit, Britannia, Ship, Transport, Map)
アンティグアバーブダ 1985/10/24 発行

西インド連邦の場所地図
セントルシア
ドミニカ
グレナダ
・西インド連邦
 (West Indies Federation, 1958-1962)
  成立:1958/1/3、解散:1962/5/31
西インド連邦は、イギリス連邦内の自治国だった。カリブ海地域の「西インド諸島」にあるイギリス植民地で構成され、連邦制を採用していた。カリブ海のイギリス領島嶼を統合し、将来的な独立を視野に入れた、外交と防衛を除く自治権を有する半独立国としてスタートするも、広大なカリブ海に点在する島々を無理矢理繋ぎ合わせたため、島に
アンティグア
よって人種・産業・政治制度・歴史の相違は著しく、国の中心的役割を担うトリニダード島とジャマイカ島は1,500kmもの隔たりがあり、当初から問題はあった。1961年、ジャマイカとトリニダード・トバゴが相次いで連邦離脱と単独での独立を決定し、国の2大中枢を失った連邦は瓦解。翌1962年、各島は再びイギリスの植民地に戻った。短命に終わった西インド連邦であったが、通貨の西インド諸島ドルは東カリブ・ドルへと名を変え、現在でも多くの旧連邦構成国で共通通貨として使用されている。
<参加国>
(1)アンティグア・バーブーダ
(2)イギリス領ジャマイカ (1670-1962)
 ・ケイマン諸島
 ・ジャマイカ
 ・タークス・カイコス諸島
(3)グレナダ
(4)セントクリストファー・ネイビス・アンギラ (1882-1983)
 ・アンギラ
 ・セントクリストファー・ネイビス
(5)セントビンセント・グレナディーン諸島
(6)セントルシア
(7)ドミニカ
(8)トリニダード・トバゴ
(9)バルバドス
(10)モントセラト
参考HP:〜
バーブーダ島とアンティグア島の地図(日本語)
アンティグア島の郡区分地図(No.のみ)
アンティグア島の郡区分地図(Parish名有)

こちらで世界遺産の
富士山 (日本)
パルテノン神殿ギリシャ
ピラミッドエジプト
をお楽しみください

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 08/10/9、09/12/28、令和元年 2019/11/15、2021/5/17
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