United Kingdom 国連　1983 発行

切手で綴る カリブ海の島国シリーズ No.18 （British Islands） モントセラト British overseas territories of Montserrat

大航海物語 　　地図編★

MONTSERRAT スーフリエールヒルズ山 (?) 英領モントセラト　1932　発行

ジ ョ | ジ ５世

スーフリエールヒルズ山 大噴火、1995/7/18 1995　スーフリエールヒルズ山大噴火 10年記念　2005 モントセラト　2005　発行

ジャマイカ島→	リーワード諸島	←セントキッツ・ネビス島 ←アンティグア島 ←モントセラト島→→→→→ ←ドミニカ島 ←セントルシア島 ←セントビンセント島 ←バルバドス島 ←グレナダ島 ←トバゴ島 ←トリニダード島 ←南米ガイアナ	モントセラト島 英領モントセラト　1958　発行 火山噴火で破壊された 在りし日の総督の政庁舎か？ 英領モントセラト　1953　発行
	海自由貿易協会 (CARIFTA) 結成記念 モントセラト　1969/5/27　発行

大噴火で壊滅的な大打撃を受けた モンセラト島の産業 漁業＆農業
マグロ　Blackfin Tuna	バショウカジキ　Atlantic Sailfish	サワラ(スパニッシュマカレル)Spanish Mackerel
	モントセラト　1969/11/1　発行
シイラ aka Mahi Mahi	トマト農場の収穫　Tomatoes	綿花農場　Cotton
モントセラト　1969/11/1　発行	モントセラト　1953-57　発行	モントセラト　1953-57　発行

ハリケーンで壊滅的な大打撃を受けた 観光業
	モントセラト　1967　発行

鳥　類	果物など
モントセラト　1967　発行

モントセラト島 　Montserrat Island、イギリスの海外領土 　（British overseas territories of Montserrat） 　面積：約102k�u（日本の鹿児島県徳之島104.9k�u、約9,950人(2021)とほぼ同じ） 　人口：約8,995人2003、約5,164人2012 　首都：島の南西にあるプリマス、建設1783年頃、現在は無人でブレイズに臨時政庁有 　人種：アフリカ系黒人96%、混血のムラートや白人など 　言語：英語は公用語など 　宗教：英国々教会が38%、メソジスト派28%、カトリックなどなど 　通貨：小アンティル諸島の地域に共通の東カリブ・ドル 　GDP：国内総生産約＄ 4,350万2006（PPP：購買力平価説）1人当約8,500＄/年 　但しMER（通常交換説）約＄?億 （国際比較はこちらを参照） 　１番切手：1876年アンチグア（ANTIGUA）切手に”MONTSERRAT”加刷発行 モントセラトはカリブ海の小アンティル諸島リーワード諸島にある火山島。 ・モントセラト略史：〜 1493 /11/3、コロンブスがスペインのバルセロナ近郊のセラト山（モンセラート）から命名 1631 アイルランド人カトリック教徒が迫害でこの島とアンティグアに強制移住させられる 1632 セントキッツ島のイギリス人プロテスタント入植者がイギリスの植民地を建設 1655 クロムウェルが来島し歓待を受ける 1768 /3/17に農場の黒人奴隷がアイルランド人の主人に対して反乱を起こすも失敗 後にこの日がアイルランドの聖人聖パトリックを記念した聖パトリックの祝日となる 1782 アメリカ独立戦争 (1775-1783)でフランスが占領 1782 パリ条約でイギリスに返還 1958 西インド連邦（West Indies Federation、1958〜1962）の一州となる 1962 西インド連邦解体で、イギリスの植民地 1989 /9/17、ハリケーン・ヒューゴ（カテゴリー4）が直撃。最大風速60m/s以上で島の9割以上が被害にあい、観光産業が壊滅的打撃を受ける 1995 /7/18、島で最も高い山スーフリエールヒルズ山（Mt.Soufriere Hills, 915m）が300年ぶりに噴火。島の人口の3分の2が島外に避難。イギリスから救助の軍艦が派遣され、首都プリマスは事実上壊滅、ブレイズに臨時政庁を設置 1997 /6/25、スーフリエールヒルズ山の大噴火で火砕流が発生 20人の死者・行方不明者を出す 東部にあったW・H・ブランブル空港（W. H. Bramble Airport）が噴火で破壊される 1998 首都プリマスは大量の火山灰などに覆われ放棄、ブレイズが事実上の首都 2003 /7/12〜13、スーフリエールヒルズ山大噴火 1997年以来の大噴火で、多くの建物に被害が及ぶ 2005 島の北部にジェラルズ空港（Gerald's Airport）が完成 2006 /5/20、スーフリエールヒルズ山大噴火、溶岩ドームが崩壊 2008 ジェラルズ空港をジョン・A・オズボーン空港（John A. Osborne Airport）に改称。 ・モントセラトは、３つの行政教区（Parish）に分かれているも、 島南部は排除区（Exclusion Zone）と呼ばれ、64k�uもの範囲が噴火の影響で無人化し、 そのため現在は、セント・ピーター教区以外は無人となり、機能していない。 ＃ 教区名 （Parish） 人1946 主な町 （City） 人2011 1 セント・ピーター Saint Peter 4,411 ブレイズ Brades 449 臨時首都 2 セント・アンソニー Saint Anthony 6,040 プリマス Plymouth 無人 排除区 3 セント・ジョージ Saint Georges 3,882 無人 Exclusion Zone 排除区 ・モントセラトの2020年推計人口は5,373人（事実上セント・ピーター教区の人口に等しい） ・島南部は噴火の影響で立ち入り禁止区域（Exclusion Zone）となっており、区域内に立ち入ること自体禁止されている。そのため、セント・アンソニー教区全域、セント・ジョージ教区の大半、そしてセント・ピーター教区の一部の64k�uが無人となっている。 ＃ 主な町 (Town) 人2011 地区 メモ 1 ブレイズ Brades 449 北部 事実上の首都、ブレード小学校 2 デイビーヒル Davy Hill ? 北部 新首都建設中の港町 3 リトルベイ Little Bay (1,000) 北部 リトルベイエリア 4 オルベストン Olveston 292 中部 セーラムの郊外 5 セーラム Salem 345 中部 モントセラト中学校（MSS）高等学校（MCC） ※ プリマス Plymouth (1,478) 南部 首都、現在はゴーストタウン。 ＜モントセラトの山＞ ・シルバーヒル山 （Mt.Silver Hill, 403m） ・ケイティヒル山（Mt.Katy Hill, 714m） ・スーフリエールヒルズ山 （Mt.Soufriere Hills, (915)1,050m） ・チャンセスピーク山 （Mt.Chances Peak, 915m） ・ゴールウェイズスーフリエールヒル山（Mt.Galway's Soufriere Hill, ?m） ・南スーフリエールヒルズ山（Mt. South Soufriere Hill, ?m）など。 ・ブレイズ 　（Brades、ブレイズ・エステート、Brades Estate） ブレイズは、モントセラトにある人口約1,000人程度の小さな村。モントセラトの臨時首都。モントセラト島北部のリトルベイ付近に有。モントセラトの首都はプリマスでも、1995年からプリマス付近にあるスーフリエール・ヒルズが噴火し、町に壊滅的な打撃を与え、プリマスにあるモントセラト政府の建物もその影響で埋没。そのため、モントセラト政府は1997年から、火山の影響が及ばない島北部にあるブレイズに臨時政府を設置。1998年以来、ブレイズは壊滅的打撃を受けた首都プリマスの代わりに、事実上モントセラトの首都的な機能を果たしている。現在、ブレイズとリトルベイ付近を含めた地域でプリマスの代わりに新首都計画が進められており、リトルベイの開発計画は2008/1/1から始まり、2010/1/1に終了。また、ダイアナ元ウェールズ妃（Diana, Princess of Wales、旧姓スペンサー（Spencer）、1961-1997, 36才没）がモントセラトを訪れたことがあることを記念してポート・ダイアナ（Port Diana）を新首都名とする計画を英本国に申請中。 ダイアナ元ウェールズ妃夫妻 イギリス　1981　発行 参考：〜 ・カリブ海自由貿易協会、1968/5/1 (CARIFTA) 　（The Caribbean Free Trade Association 1965/1968-1974） カリブ海自由貿易協会（CARIFTA）は、カリブ海の英語圏の国々の間の継続的な経済的つながりを提供するために、1968/5/1に組織され、それを確立する合意は、西インド連邦の解散後に合意。 CARIFTA モントセラト　1969　発行 ＜構成国＞ 1.アンティグア、2.バルバドス、3.ドミニカ、4.グレナダ、5.ガイアナ、6.ジャマイカ、7.モントセラト、8.セントキッツネビスアンギラ、9.セントルシア、10.セントビンセン、11.トリニダードトバゴ。 参考ＨＰ：〜 ・モントセラト島の地図 ・モントセラト島の地図（排除区：Exclusion Zone有） ・モントセラト島の教区分地図 　（赤：セント・ピーター、青：セント・アンソニー、緑：セント・ジョージ） こちらで 切手コレクションの ・イギリス皇太子ご成婚 ・ギリシャの民族衣装 世界遺産の ・ピラミッド （エジプト） ・パルテノン神殿 （ギリシャ） ・姫路城　（日本） をお楽しみください。 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。　　　０９/４/２０追記、令和 R.3/8/21 （2021）

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