切手で綴る 冒険大航海 (Adventure Voyage)
★クック物語 第1回
第2回
第3回
United Kingdom

国連 1983 発行
キャップテン・クック
(5)ディスカバリー号
1776〜1779
クック船長の 第3回 大平洋探検大航海

大航海物語
  クック編
船体装備・乗員リスト

第3回探検航海の船隊僚船(随伴):船体装備〜(1776-1779)
  ・チャ−ルス・クラーク船長乗船
・ディスカバリー号:HMS Discovery ディスカバリー号

ソロモン諸島 1979/1/16 発行
帆船型 ブリッグ型(Brig)帆船を全装帆船型(full rigged ship)へ
マスト数 3本マスト、ブリッグをクックが全装帆船に改装
重  量 299屯
全  長 27.89m
全  幅 8.38m
ドラフト 吃水3.48m
武  装 8-gun ship
乗組員 定員70人
艦載艇 大型救命艇、他
進  水 1774年ウィトビー進水、石炭運搬船を1776年に
海軍省が購入後ディスカバリー号に船名変更
最  後 1797年ケント州チャタム工廠で廃船
ディスカヴァリー号 (発見号)
  His Majesty's 8-gun Ship Discovery (HMS Discovery)
   国王陛下のシップ型帆船ディスカヴァリー号

前回の第2回の僚船は使用せず、新しく1776/1/5にディスカバリー号が海軍省によって購入されました。ディスカバリー号は重量298トン、定員70名で、1776/7/12にレゾリューション号はプリマス港から出帆しましたが、チャールズ・クラークが船長になったアドヴェンチャー号は、兄の借金問題に巻き込まれたクラーク自身が出帆直前に逮捕投獄される騒ぎのため、彼の出獄を待って、約3週間遅れて出帆しました。

1779/8/29にディスカバリー号の船長を務めていたクラーク船長が結核でカムチャッカで亡くなると、ジェームス・キングがその後のディスカバリー号の船長となり、クック船隊の司令官となって、レゾリューション号のジョン・ゴア船長と共に喜望峰周りでイギリスへ戻る航海を成し遂げ、1780/10/7にイギリス・ロンドンのウールウィッチ港に到着・投錨、帰港しました。

レゾリューション号は全長33.7m、全幅11m、吃水4m、重量462トン、定員112人で、
アドヴェンチャー号は全長39.7m、全幅8.7m、吃水4m、重量298トン、定員81人で、
ディスカバリー号は全長27.89m、全幅8.38m、吃水3.48m、重量299トン、定員70人で、
各僚船は船隊旗艦のレゾリューション号より一回り小さい船でした。







★クック物語 船体装備
乗員リスト

ディスカバリー号(5)HMS Discovery
主な乗組員
第3回 イギリス出帆時:総員81人)
大航海物語
  クック編

ディスカバリー号:HMS Discovery
階級区分   氏  名   階  級  備  考
船長 Captain
(後継者)
チャールス・クラーク
Charles Clerke
1st Lieutenant 海軍大尉 レゾリューション号へ
(ジョン・ゴア 2nd Lieutenant 海軍中尉 レゾリューション号へ
ジェームス・キング 2nd Lieutenant 海軍中尉 帰途の船長・司令官
レゾリューション号から



Wardroom
Officers
(6)
ジョン・リックマン
John Rickman
2nd Lieutenant 海軍中尉 副長
ジェームス・バーニー
James Burney
3rd Lieutenant 海軍少尉
ヘンリー・ロバート
Henry Roberts
Lieutenant 海軍士官 水路地図担当
トーマス・エッガー
Thomas Edgar
Master of the ship 航海長
ジョン・ロー
John Law
Surgeon 軍医 外科医
デイヴィッド・サムウェル
David Samwell
外科医


Midshipmen
(5)
エドワード・リオウ
Edward Riou
Midshipman 少尉候補生
ジョージ・ヴァンクーヴァー
George Vancouver
18才
アレクサンダー・モウアト
Alexander Mouat
ジョン・マーティン
John Martin
ウィリアム・ハーヴェイ
William Harvey


Warrant
Officers
(6)
アニアス・アイトケン
Aneas Aitken
Boatswain 掌帆長 1778/10/28
掌帆長に昇進
ウィリアム・ペッコヴァー
William Peckover
Gunner 砲術長
ピーター・レイノルズ
Peter Reynolds
Carpenter 船大工長
ウィリアム・ヒルセイ
William Hillsey
Sailmaker 帆布長
ジェームス・キッチ
James Kich
Sergeant of marines 海兵隊長 海兵軍曹


Petty
Officers
Mustered
as Able
Seamen
(3)
トバート・グールディング
Robert Goulding
Cook 料理長
ウィリアム・ホランビー
William Hollamby
Quartermaster 漕舵手
ウィリアム・ステヴァンス
William Stevens
ジョン・デイヴィス
John Davis
1780/9/20没


Civilians
(2)
ウィリアム・ベイリー
William Bayly
Astronomer 天文学
ドン・ヴァレラ
Don Joseph Varela
(chronometers) 時計職人
クック船長亡き後の探検航海に続く。

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。   2010/3/30、令和 R.3/1/30 (2021)
★クック物語、第1回第2回第3回補筆
帆船(1)(2)(3)(4)、(5)

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